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この際に働くプロテアソームは通常のプロテアソーム(構成型)とは活性がやや異なり、免疫プロテアソーム(Immuno-proteasome)及びハイブリッドプロテアソーム(Hybrid Proteasome)と呼ばれる抗原提示に特化したいわば[[抗原プロセシング]][[酵素]]である。特徴として[[インターフェロン]]γによって誘導されることが挙げられる。これらのプロテアソームの活性は各種炎症・免疫疾患の活動性と密接に関連している<ref>Wang J and Maldonado MA. (2006) The Ubiquitin-Proteasome System and Its Role in Inflammatory and Autoimmune Diseases. ''Cell Mol Immunol'' '''3''',255.PMID 16978533</ref>。
 
分解産物はTAP(Transporter Associated with Antigen Processing)と呼ばれるポンプによって[[小胞体]]内へと輸送され、MHCクラスⅠ分子と結合する。その後、[[ペプチド]]は[[ゴルジ体]]を経て細胞表面へ[[小胞輸送]]される。細胞障害性T細胞がMHCクラスⅠにより提示された抗原を認識すると[[パーフォリン]](Perforin)や[[グランザイム]](Granzyme)を放出して標的細胞内の[[カスパーゼ]](caspase)3を活性化し、[[アポトーシス]]シグナルを誘導する。
 
== 外因性抗原の提示 ==