「英国勅許公認会計士」の版間の差分

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'''英国勅許公認会計士'''(えいこくちょっきょこうにんかいけいし、'''Chartered Certified Accountant''' or '''ACCA'''/'''FCCA''')は、[[イギリス|英国]]の会計士資格。Certifiedという単語を便宜上「以前は公認会計士(CertifiedAccountant)しているが、日本と異なり監査権限の公的資格ではなを有して但し、事実上、[[1974年]]に[[イギリス|英国]]女皇陛下より勅許(Royal Charter)を受け勅許公認会計士資格の一つ会(Association of Chartered Certified Accountants)いえるだろう改名した
 
名称が紛らわしく混同している非英国人が多いが、英国には、ACCA以外に、19世紀に遡る世界最古の会計士資格である'''ACA'''([[英国勅許会計士]]:Chartered Accountant)をはじめ、CIPFA(Chartered Institute of Public Finance and Accountancy、勅許公共財務会計士)、CIMA(Chartered Institute of Management Accountant, 勅許管理会計士)など、複数の公認会計士資格が存在している。
英国勅許公認会計士会(Association of Chartered Certified Accountants)は[[1974年]]に[[イギリス|英国]]女皇陛下より勅許(Royal Charter)を受けた。英国では、比較的新しい会計士資格。
 
監査業務に特化しているACAと管理会計に特化しているCIMA、公共機関の会計に特化しているCIPFAなど、イギリスの他の会計士団体が業務別に特化していたため、30年前の勅許獲得後まもなくして、国内外で成長路線を追求した。まず、ACAが会計士事務所で勤務中の人間にしか資格試験を与えなかったのに対抗して、試験資格をほとんど無条件に開放し、その資格試験を段階制に変えたため、大卒以外のほとんど誰でも会計士の資格収得を試みることを可能とした。また会計士制度の設立が十分でなく熟練の会計士が不足してい途上国にACCA資格認可を働きかけその資格を認可され、アフリカ、アジアや中東などの途上国でその会員数を増やした。またEUの専門職相互認可の協定によりEU加盟国での監査権限を獲得した。各国の公認会計士の資格試験が国内の監査基準や商法、税法に基づく試験内容であるのに反してACCAにおいては商法、税法においては認可国別の試験問題を作成、財務会計、監査に置いては早くから国際会計基準に基づく試験を行っており、近年、国際会計士基準がEU加盟国で採用されることが決定し、基準が共通化したことによりEU内での会員数がさらに増加することになった。最近では回教国の会員向にイスラムの教義に基づいた金融・銀行業務の資格も提供している。
 
勅許公認会計士の保持者の数は170カ国、122,426人 である。[[http://www.accaglobal.com/images/membershipgrowth2007.gif]]
 
名称が紛らわしく混同している非英国人が多いが、英国には、ACCA以外に、19世紀に遡る世界最古の会計士資格である'''ACA'''([[英国勅許会計士]]:Chartered Accountant)をはじめ、CIPFA、CIMAなど、複数の会計士資格が存在している。伝統的に厳しい英国国内の競争状況から、この協会は、30年前の設立後まもなくして、海外市場に活路を見出しており、アジアや東欧など、会計士資格の発展途上国において、会員数の劇的な増加に成功している。
 
== 関連項目 ==