「超光速航法」の版間の差分

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SFテレビシリーズの『[[スタートレック]]』では、ワープ・エンジンにより宇宙船を包み込むように[[亜空間]][[場|フィールド]]を発生させると、亜空間フィールドの膜に包まれた内部は、[[プランク時間]]以内に通常の空間に対して光速で進み出し、[[ワープ|ワープ航法]]を行うという設定になっている。作品中ではワープ用の亜空間フィールドのことを「ワープ・フィールド」言うこともある。亜空間フィールドの膜の中は通常の空間であり、宇宙船自体は通常の空間に対して静止している。亜空間フィールドの外から見ると、宇宙船は亜空間フィールドの膜に包まれ光速で移動しているように見えるが、宇宙船自体は亜空間フィールドの膜の中にある通常の空間に対して静止している。『スタートレック』シリーズでは、亜空間という架空の空間により、光速以上の速さで移動できないという[[相対性理論]]との矛盾を回避している。
 
これと似た方法では、『[[エイリアン]]』シリーズにおいては、「超推進エンジン」が船の周辺に「超推進フィールド」を張り巡らせ、この中の物体は高速を超える事が出来る。同時に冷凍睡眠の延長上と思われる「超睡眠カプセル」も用いられる。
 
日本のテレビアニメ『[[宇宙戦艦ヤマト]]』でも同じワープ航法という名称の超光速航法が登場するが、こちらは、出発点と到着点の間の空間を折りたたみ、通常の時空間から飛び出して目的地まで近道をするというものである。