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'''鉄損'''(てつそん)は[[磁性体|磁性材料]]の鉄心(コア)にコイルを巻き、[[交流]][[磁化]]した時に失われる電気エネルギーである。コイルの導線の抵抗によって失われる電気エネルギー、'''[[銅損]]'''(どうそん)と合わせて、電気機械の[[効率]]を低下させる。
 
鉄損はヒステリシス損と[[うず電流損(渦電流]]に分けら)の和で表される。

== ヒステリシス損 ==
ヒステリシス損は磁性材料のもつ磁気特性のヒステリシスによって生じる。また、この損失はヒステリシス曲線で表される。

== うず電流損==
うず電流損は、鉄心の中に生じるうず電流によって生じる。高周波になるほどうず電流損の比率が大きくなる。うず電流を流れにくくするために、材料として、透磁率が高いが、[[導電率]]の低い材料を使ったり、うず電流の大きさは板厚の2乗に比例するので、薄い材料を重ねて使うなどの方法がとられる。
 
==関連項目==
*[[銅損]]
*[[変圧器]]