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'''如意輪観音'''(にょいりんかんのん)、[[サンスクリット|梵名]]'''チンターマニチャクラ''' (चिन्तामणिचक्र [cintaamaNicakra])は、[[仏教]]における信仰対象である[[菩薩]]の一尊。[[観音菩薩]]の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられる。
 
[[三昧耶形]]は[[如意宝珠]]、紅蓮華。[[種子 (密教)|種]](種字)はキリーク(hriiH)。
 
== 解説概要 ==
日本では「如意輪観音菩薩」、「如意輪観世音菩薩」、「大梵深遠観音」などさまざまな呼び方があるが、重要文化財等の指定名称は「如意輪観音」となっている。また「救世菩薩」とも呼ばれる。
 
如意とは如意宝珠(チンターマニ)、輪とは[[法輪]](チャクラ)の略で、如意宝珠の[[三昧]](定)に住して意のままに説法し、[[六道]]の衆生の苦を抜き、[[世間]]・出世間の利益を与えることを本意とする。如意宝珠とは全ての願いを叶えるものであり、法輪は元来古代インドの武器であった[[チャクラム]]が転じて、[[煩悩]]を破壊する仏法の象徴となったものである。六観音の役割では[[天部|天上界]]を摂化するという。
 
== 像容 ==
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光明真言:オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・ダラマニ・ハンドマ・ ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン
 
 
 
[[category:観音菩薩|にょいりんかんのん]]