削除された内容 追加された内容
Mymelo (会話 | 投稿記録)
m lk
m編集の要約なし
4行目:
==PDP-11シリーズの特徴==
===命令セット===
[[プログラマ]]がPDP-11を好むのは、その[[直交性 (情報科学)|直交性]]の高い[[命令セット]]によって[[命令 (コンピュータ)|命令]]の種類とメモリアクセス方法を分けて考えることができるからである。任意のメモリアクセス方法([[アドレッシングモード]])を任意の命令に使用でき、他の命令セットのように例外事項を覚えておく必要がない。
 
PDP-11の命令セットアーキテクチャは[[C言語]]の構文に影響を与えている。[[レジスタ (コンピュータ)|レジスタ]][[インクリメント]]やデクリメントを行うアドレッシングモードが C言語での ''--i'' とか ''i++'' といった形式に対応している。もし ''i'' も ''j'' もレジスタ変数なら、''*(--i) = *(j++)'' といった式は1個の[[機械語]]命令に[[コンパイラ|コンパイル]]できる。[[単精度]]と[[倍精度]]の[[浮動小数点数]]の演算の命令コードが同じであったため、初期のC言語では単精度の操作が省略されていた。