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{{otheruses|仏の特徴|茶|白茶}}
#REDIRECT [[三十二相八十種好#三十二相]]
[[画像:NaraTodaijiDaibutsu0212.jpg|thumb|[[東大寺盧舎那仏像]](奈良の大仏)]]
'''白毫'''(びゃくごう)は、[[仏陀|仏]]([[如来]])の[[眉間]]のやや上にある白く長い[[毛]]。右巻きに丸まっており、伸ばすと1[[丈]]5[[尺]](約4.5[[メートル]])ある。'''眉間白毫'''とも。[[三十二相八十種好#三十二相|三十二相]]の1つであり、'''白毫相'''、'''眉間白毫相'''とも。
 
『[[法華経]]』序品には、仏([[ガウタマ・シッダールタ]])が無量義処[[三昧]]の[[瞑想]]に入ったとき、白毫が[[光]]を放ち[[過去|東方]]一万八千[[世界]]を照らし出すというシーンが描かれている(爾時仏 放眉間白毫相光 照東方万八千世界)。
 
白毫の位置は、[[インド哲学]]における第6[[チャクラ]]のアージニャーである。ヒンドゥー教徒が同じ位置にする装飾である[[ビンディー]]やティラカと混同されるが、直接の関係は薄い。
 
==仏教美術での表現==
[[仏教美術]]では、白毫は[[如来]]と[[菩薩]]に付けられる。[[明王]]、[[天部]]、[[童子]]などには付けられない。
 
[[仏画]]では、白い[[丸]]や[[渦巻き]]で表される。
 
[[仏像]]では、仏画のように描かれたり、丸い膨らみで表されたりするほか、[[水晶]]・[[真珠]]などの[[宝石]]がはめ込まれる。近年では[[ガラス]]や[[アクリル樹脂]]も使われる。古い仏像では無くなっていることもある。
 
三十二相の中には、美術表現が無理なもの、特に仏像として造形できないものが多いが、白毫相は造形しやすいため、目立つ特徴となっていることが多い。
 
==白毫の名が付いた寺==
*[[白毫寺]] (奈良市)
*[[白毫寺 (丹波市)]]
 
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[[Category:仏教美術]]
[[Category:仏像]]
[[Category:如来]]
{{Buddhism-stub}}
[[zh:白毫]]