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{{Otheruses|言語学の用語|その他の相|相}}
'''相'''(そう)
「相」はもともと
事象について相が表現する内容として次のようなものがある:
*完結してまとまっているか、それとも未完結で広がっているか
*瞬間的なのか、継続的か、断続的か、反覆するのか、やがて終わるのか
相は、多くの言語において時制と組み合わされた形態(現在進行形、現在完了形など)で存在するが、スラヴ語などでは[[時制]]と区別される独立のカテゴリーを形成している。[[ロジバン]]でも、アスペクトを表現する相制が間制(時間と空間のテンス)と法制([[法]])にたいして独立している。ただしこれらの制用法は同じ統語論原理に基づいており、自由に組み合わせられる。
== 日本語 ==
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== 英語 ==
ただし、現在進行形を取らない限り通常の動詞は終止相と考えられる。
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例えば、 делать(不完了体:作る)と сделать(完了体:作り上げる、作ってしまう)など。完了体の現在形は(機能的には「現在」は考えられないので)実際には未来を表す。
形態としては例のように[[接頭辞]](動詞によって違う)の有無のほか、語幹の形が少し違う場合、また全く異なる形態で示される場合もある。
== ロジバン ==
完了性を表し分ける10個と、間隔性を特定する4個がある:
*将前 inchoative
*起動 initiative
*進行 continuative
*休止 pausative
*停止 cessative
*再開 presumptive
*到達 achievative
*終了 completive
*完成 perfective
*延続 superfective
*定期 periodically
*継続 continuously
*習慣 habitually
*典型 typically
これらの使用はあくまでオプショナルである。相を明示しなくとも文は形成できる。
測定詞を付せば相にグラデーションを与えることができる。
== 参考文献 ==
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