「進水式」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎歴史: リンク、微推敲
6行目:
[[画像: 伊39潜進水式.jpg|thumbnail|220px|[[伊号第三九潜水艦|伊39潜]]進水式]]
[[画像: Kuretake.jpg|thumbnail|220px|[[大日本帝国海軍|日本海軍]]の[[呉竹 (駆逐艦)|呉竹(「第四駆逐艦」)]]([[若竹型駆逐艦]])の進水]]
進水式には大別して二種類ある。一つは造船台から進水台を滑り実際に海、若しくは河川に入水するタイプ(右写真)である。現在、大型船は[[船渠]]で建造されており、この様式での進水式は減りつつある。そして一方で造船台に乗ったままドックに水を注入して進水式とするタイプがある。
 
例えば、[[武蔵 (戦艦)|武蔵]]は前者のタイプの進水式であったが、ネームシップである[[大和 (戦艦)|大和]]は後者のタイプの進水式であった。
 
進水式の流れとしてはまず命名式が行われ、その後、支綱切断の[[儀式]]を行う。この支綱は[[くす玉]]と[[シャンパン]]などに繋がれており、切断と連動してシャンパンなどが船体に叩きつけられ、船名を覆っていた幕が外れ、進水台を滑り(またはドックに注水し)進水となる。
 
ちなみに、この支綱切断の時に使われる[[]](現在では[[ハンマー]][[小刀]]の場合もある)はその艦船ごとに新しく作られるため、同じものは二つと存在しない。日本においては[[]]の斧を使用することが多い。これは日本独特のもので、初めて使われたのは1891年巡洋艦、[[橋立 (巡洋艦)|橋立]]の進水式であった。銀の斧は古くから[[悪魔]]を振り払うといわれている[[縁起物]]で、斧の刃の左側に彫られた3本の溝は三貴子(みはしらのうずのみこ:[[アマテラス]]・[[ツクヨミ]]・[[スサノオ]])、右に彫られた4本の溝は四天王をしている。
 
== 歴史 ==