「ノート:硫化水素」の版間の差分

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あら金 (会話 | 投稿記録)
銀猫 (会話 | 投稿記録)
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法的な問題も確かですが、事は人間の受容的認識にも関わる問題だと思います。あら金さんも言っているように自己の決断に基づくべきなのですが、どこまで書いたら影響を与え、「教唆」などに当たるのかが微妙な問題なのです。それと絡むのですが、一方で鬱病など情動的理由で自殺する人のように完全に理性的判断が下せている(思想的裏付けがある)のか疑問を持たれる例も多く、そのことから考慮すると手段まで書くのは問題かと思います。個人的意見では洗剤など具体物を出さず、「○○化合物との組み合わせで発生」程度に留めるのが望ましいのではないでしょうか。専門の人は専用書を当たるべきでしょうし、大多数の目にとまる百科事典でさらすべきでは無いと思います。ましてや硫化水素自殺の場合、巻き添えの犠牲も多く殺人罪に触れうる事が指摘される事も考慮に入れなければならないでしょう。--[[利用者:廬舎那憂|廬舎那憂]] 2008年5月3日 (土) 01:15 (UTC)
 
:正当な目的での硫化水素生成のために記事を閲覧するという人にターゲットを絞ってしまっているようなんですが、例えば化学系ではない人が、この自殺に関する事例について、入浴剤と洗剤の混合で硫化水素が発生したのはどのような機構によるものかというような、その化学的な点に興味を持って、調査するためにこの記事を閲覧するというようなこともあると思うんですよ。そういう人は入浴剤と洗剤の中の硫化水素の原料となる成分と、それがどういう化学反応を起こして硫化水素が発生するのかという情報を求めているわけです。そういう情報が載っていることはそういう一般利用者に対してメリットといえると思います。しかし、成分を挙げれば自殺志願者はその成分を含む入浴剤と洗剤を探せばよいということになり、これは自殺を容易にしうるという点でデメリットになります。このメリットとデメリットを比較してどこまで記述するかというのが論点になろうかと思います。個人的には具体的製品名がなければそのまま自殺に使える情報ではないことからデメリットは小さいと判断しますが。インターネット検索すれば容易に具体的製品名に行き着いてしまうのは記事への記述のありなしにかかわらず起こることですし。有害情報の適用可能性については、製造方法の記述だけでなく、一般人の製造を誘引あるいは自殺への利用を誘引する表現があることという限定があるので[http://www.npa.go.jp/cyber/policy/suicide/image/H2Stsutatsu.pdf]、事典的な記述がなされる限りにおいてはあまり考慮する必要はないように感じました。(下でY tambeさんが紹介されているNatureやScienceの例と同様に)法的にどうこうではなく、モラルとしてWikipedia上での自主規制を考えるということになるかと思います。--[[利用者:銀猫|銀猫]] 2008年5月3日 (土) 02:34 (UTC)
 
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