「キリスト教共産主義」の版間の差分

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キリスト教共産主義は、穏健なキリスト教社会主義と、急進的な[[キリスト教アナキズム]]の中間に位置するとされている。キリスト教共産主義者達は、大部分の[[マルクス主義]]者達が持つ[[無神論]]的な視覚等いくつかの部分に異見を提示しているが、「金持ちが神の国に入るよりも、ラクダが針の穴を通る方がもっとやさしい」や「貧しい者は幸いです。神の国はあなたがたのものですから。」などといったキリスト教の言葉を根拠に、[[資本家]]が[[プロレタリアート|労働者階級]]から[[剰余価値]]を[[搾取]]して[[利益]]を得る、といった経済的な綱領や、資本主義が[[社会主義]]に入れ替えられ、最終的には共産主義に発展する、といったマルクス主義者達の政治的な綱領には同意している。
 
しかし、キリスト教共産主義者達は、稀にマルクス主義者、特に[[レーニン主義]]者達と異見を見せる時がある。これは社会主義または共産主義社会が組職される方法に関する事であるが、普遍的にキリスト教共産主義はマルクス主義から独立的に分化した事で、マルクス共産主義者達の“結論”を共有するが、その“前提”には同意しない事が見られる。
 
== 関連項目 ==