「溶融塩電池」の版間の差分

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使用する発熱剤には重量体積あたりの発熱量が大きい[[ジルコニウム]]と酸化鉄の[[テルミット反応]]を使用することが多い。
高温で融解している[[電解質]][[化学反応]]が急速に進むため高い電力が発生する。
電池の外殻は断熱材になっていて、高温で解けている電解質が冷えないようになっている。
 
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主な用途は[[ミサイル]]、[[ロケット]]、航空機の緊急脱出装置、魚雷等、水中用緊急電源など航空宇宙分野と軍事兵器の電源であり、一般的にな製品には使用されていない。構造上短時間の使用で再使用できない。
最初に実用化されたのは第二次世界大戦中のドイツで[[V2ロケット]]の制御装置の電源に使用したものと言われており。
現在でも世界中のミサイルや[[魚雷]]で電源装置として使用されている。
 
[[H-2Aロケット]]の補助ロケットSRB-Aの電動アクチュエータ駆動用電源<ref>「[http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/reports/04062301/001/008.htm H-2Aロケット6号機打上げ失敗の原因究明及び今後の対策について 3-2.前方ブレスの未切断の原因の推定]」平成16年5月28日宇宙開発委員会調査部会 調査報告書内に「SRB-Aでは、電動アクチュエータ駆動用に'''熱電池を搭載'''しており」の記述あり。</ref>として300V熱電池が使用されている。