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'''竹御所'''(たけごしょ、[[建仁]]2年([[1202年]]) - [[天福 (日本)|天福]]2年[[7月27日 (旧暦)|7月27日]]([[1234年]][[8月23日]]))は、[[鎌倉時代]]初期の女性。[[鎌倉幕府]]第二代[[征夷大将軍|将軍]][[源頼家]]の娘。[[一幡]]、[[公暁]]、[[栄実]]、[[禅暁]]らとは、同じ頼家を父とする兄弟関係にある。母は[[源義仲]]の娘(『[[尊卑分脈]]』)とも、[[比企能員]]の娘ともいう。名は鞠子。
 
父・頼家が没した後は兄の[[公暁]]と共に叔父・[[源実朝]]の猶子となる。他の頼家の子が、幕府の政争の中で次々に非業の死を遂げていく中で、祖母である[[北条政子]]の庇護のもとにあり女子であった竹御所はそれに巻き込まれることを免れ、政子死去後、その実質的な後継者となる。幕府関係者の中で唯一頼朝の血筋を引く生き残りである竹御所は幕府の権威の象徴として、御家人の尊敬を集め、彼らをまとめる役目を果たした。
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==竹御所を題材とした小説==
*[[杉本苑子]]『竹ノ御所鞠子』[[中央公論社]]、1992年
*[[倉本由布]]『雪の系譜─竹御所・鞠子』[[集英社]]、1992年
 
[[倉本由布]]『雪の系譜─竹御所・鞠子』[[集英社]]、1992年
 
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