「ビリティスの歌」の版間の差分

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=== ビリティスの歌(付随音楽) ===
ドビュッシーは[[1900年]]に『ビリティスの歌』のための[[付随音楽]]を作曲した。副題に「パントマイムと詩の朗読のための音楽」とある通り、詩の朗読とパントマイムと音楽が一体になった上演形態を意図したもので、2本の[[フルート]]、2台の[[ハープ]]と[[チェレスタ]]という編成のために書かれた。しかし、この企画は実現には至らず、音楽はこの形では演奏されないまま、草稿にとどまった。草稿のチェレスタのパートは紛失したが、後に[[ピエール・ブーレーズ]]がこれを復元し、補筆完成させている
 
この楽曲は以下の12曲からなる。選ばれた詩は『ビリティスの3つの歌』とは重ならない。
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#朝の雨(La pluie au matin)
 
[[ドイツ・グラモフォン]]から[[カトリーヌ・ドヌーヴ]]の朗読、[[アンサンブル・ウィーン・ベルリン]]の演奏によるCDが出ている。この演奏で使用されている楽譜は、上記のブーレーズによるものではなく、アルテュール・オエレによる復元校訂版
 
===6つの古代碑銘===