削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
4行目:
[[アルブミン]]などの多くのタンパク質は濾過で血管中に残されるが、これらは水をひきつける[[浸透圧]]作用を持っている。この場合の浸透圧は膠質浸透圧と呼ばれ、[[細胞膜]]の内外の間などで生じる通常の浸透圧とは区別されている。
 
ヒトでは血漿タンパク濃度が7.3mg/dl前後であるのに対して間質液中のそれは2-3mg/dlであり、この差によから生じる膠浸透圧によって循環血液量が保たれている。[[低アルブミン血症]]ではこの膠質浸透圧が低下するため、循環血漿量が維持できずに間質に流出してしまい、全身性[[浮腫]]や血管内[[脱水]]の原因となる。
 
== 参考文献 ==
* Guyton Arthur C.,Hall John E. ''Textbook of medical physiology'', 9th ed, Philadelphia:W.B.SAUNDERS COMPANY, 1996, p.190, ISBN 0721659446
 
{{Medical-stub}}