「アウクシリア」の版間の差分

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共和政ローマでは当初、騎兵をローマと同盟した部族から構成するのが始まりではあったが、それが[[紀元前1世紀]]の[[ガイウス・マリウス]]の[[マリウスの軍制改革|軍制改革]]より改めて「アウクシリア」(「助っ人」という意味のラテン語)』としてローマ軍として登録されるようになった。アウクシリアはローマ国境周辺の異民族で構成され、給与をもらう形で25年間在軍する事が通常であった。アウクシリアに在籍する兵士各自は現地で妻を娶る事もできた。
 
反乱を防ぐため、アウクシリアは兵士を召集した現地より離れた場所で駐在し、[[長官 (古代ローマ)プラエフェクトゥス|長官]]や[[トリブヌス・ミリトゥム]]といった[[レギオー]]の統率できる権力のある高位の軍人の指揮によって動かされた。補助兵は兵役の最後に金銭を受け取る事が通常ではあったが、代わりに[[ローマ市民権]]をもらう事ができ、その市民権はその子孫も受け継ぐ事ができた。
 
==関連項目==