「チャージ (紋章学)」の版間の差分

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'''チャージ'''([[英語|英]]、[[フランス語|仏]]:Charge)とは、[[紋章学]]及び[[旗章学]]における、[[エスカッシャン]](シールド)上のフィールドを占める図のことである。チャージは、動詞でもあり、例えば、エスカッシャンに3頭の[[ライオン]]が描かれているならば、それは「3頭のライオンがチャージされている (charged with three lions) 」と言う。ここで重要であるのは、フィールドの分割とチャージは明確に区別されていることと、チャージそのものにさらにチャージを重ねることができる点に注意しなければならないということである。
 
時折、チャージの後にその意義や趣旨又は比喩が[[紋章記述]]の中に与えられることもあるが、これは通常、紋章学上の道徳に欠ける、見苦しく適切でない方法であると考えられている。
 
紋章学に特有であるチャージに加えて、[[自然]]([[地形]]や[[気象|気象現象]])や[[神話]]、[[工業|工業技術]]に至るまであらゆる分野に見られる幾多の物が[[紋章]]に表された。<!--本稿はそれらのうち、紋章にしばしば見られる、紋章のデザインにおいて特徴的な紋章らしいテイストに貢献するチャージだけを挙げるものとする。(とは言ってもそのリストさえ膨大なので後々追加予定)-->チャージには、[[動物]]や[[植物]]などの[[生物]]、様々な物体、幾何学的な紋様が含まれる。[[オーディナリー]]は時々プロパー・チャージと呼ばれ、その他のチャージはコモン・チャージとして知られている。[[フランス語]]の紋章記述の中ではオーディナリーは pièces と呼ばれているが、その一方でシールド上のどこにでも置くことのできるその他のチャージは meubles と呼ばれ、これは「移動可能な」を意味する英語の mobile に相当し、同じ語が現代のフランス語で「[[家具]]」を意味している。