「幼児洗礼」の版間の差分

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幼児洗礼が最初に行われた時期について、学者の間で意見が異なっている。何人かの学者は初期のクリスチャンが幼児洗礼を行わなかったと考える。他の学者は[[使徒行伝]]16:15、16:33、18:8、第一コリント1:16に、家族全体に洗礼を授けた記事があることから、幼児や小児がその中に含まれたと考える。
 
洗礼について書かれた聖書以外の文献では、100年頃の[[ディダケー]]に記述がある<ref>『使徒教父文書』ISBN 4061976079</ref>。ディダケーでは受洗前の断食を命じており、幼児洗礼ではなく成人洗礼について述べていると考えられる。2-3世紀の文書は、幼児に洗礼を授けたことを示している。[[エイレナイオス]]の記述は幼児への洗礼を含んでいる。<ref>本節のオリゲネスに関する記述以降の出典:イラリオン・アルフェエフ著、ニコライ高松光一訳『信仰の機密』(107頁)[[ニコライ堂|東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)]] 2004年</ref>[[オリゲネス]]は幼児洗礼を教会「使徒言い統だえ」述べ呼んでいる。カルタゴ公会(4世紀)規程第124項には「自分自身では罪を犯していないが、原罪から解放されるべき幼児や新生児に洗礼を授ける必要性を否定する者を破門する。」という規定がある。
 
==脚注==