「支店経済都市」の版間の差分

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m 「特定の観点を推進するような、発表済みの情報の合成」に相当
Point136 (会話 | 投稿記録)
m bot: rdr 稲
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==歴史==
===江戸時代===
[[江戸時代]]の支店経済都市として、最も有名なのは[[大坂]]といえる。各[[藩]]は、各地の行政主体であるのと同時に、当時の経済の中心である[[米]]を大量に所有する企業体でもあったため、「[[蔵屋敷]]」という藩の出先機関(または支店)を、経済の中心地である大坂に置いた。蔵屋敷が集中する大坂では、各藩の[[イネ|稲]]の生育情報も集まり、米の[[商品先物取引#歴史|商品先物取引]]も行われた。
 
一方の[[江戸]]は、幕府の所在地として行政の中心地となり、[[参勤交代]]によって、[[地方]]の富を携えた[[大名]]たちが集住し、随行の家来たちも消費活動を行ったため、大消費地となった。江戸は、できたばかりで製品生産力が乏しかったため、長い歴史の中で工芸品・日用品・嗜好品・調味料などを生産する工業都市としての面も持った[[京都|京]]や、支店経済都市として物資の集散地となった大坂から、必要な物資を江戸に運ばなくてはならなかった。