「ドット絵」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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現在でも、ドット絵は(2Dに限られるものの)ポリゴンより細密な描写が可能であると評価するユーザーは多い。にもかかわらずドット絵が急速に廃れた背景には、ドット絵の製作には膨大な手間と時間がかかり、ポリゴンの方が安上がりだったという作り手側の事情も存在した。
 
ポリゴンによるアートワークの製作は、一番最初こそ手間がかかるものの、モデルさえ完成してしまえばあとはそれに骨組みを埋め込み、簡単な操作で様々なアニメーションを作ることができるという点で優位であった。これをドット絵で表現しようとした場合、必要なだけの枚数のドット絵を描かなくてはならない上、キャラクターデザイン等の修正が入ると、3Dモデルならば多少の修正で済むことが、そのキャラクターのドット絵を丸ごと全て修正したり廃棄しなくてはならないリスクも伴っていた。
 
この為、近年SFC時代以前の2D的な名作がリメイクされる場合などでも、ドット絵は利用されないケースが多い。