「スペースニードル」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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スペースニードルの耐震性は信頼のおけるものである。なぜならこのタワーは直径40メートル、深さ10mの円筒状の基礎の上に建てられているからである。多くの[[ミキサー車|コンクリートミキサー車]]が丸一日の時間をかけて、この深い穴を埋めるのは、おそらくアメリカ西部で史上最大のコンクリート事業だろう。この基礎はほぼ6000トンの重量があり、250トンもの鉄骨が入っている。
 
現場では日夜作業が進められ、もっとも最上階にある5層目も順調に完成した。十分な水平さは、タワーの回転式レストランに小型[[モーター]]を使い回転させることができる程であった。エレベータも開幕の一日前に設置が終わった。展望デッキには「Orbital Olive」の名が入り、タワー本体には白色、入り口は赤色、屋根には金色でペイントされた。[[1962年]]4月、スペースニードルは完成した。すべての工程を完成させるのに要した時間は1年足らず、建築費用は450万ドル。
 
万国博の期間中、毎日2万人ほどの観光客がタワーに上ったが、終始2万人を超えることはなかった。もし1日あたり50人ほど多ければ、2万人を超えていたのが悔やまれる。工事中スペースニードルはアメリカ西部でもっとも高い建物だった。