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; 逆髪の結羅(さかさがみのゆら)(声優:[[矢島晶子]])
: 髪を操って攻撃をする女妖怪。かなり美人だがその正体は死化粧の櫛が妖怪に変化したもの。四魂のかけらをとった後、現代へ戻ったかごめとそのあとを追った犬夜叉を髪で襲うが、かごめに見極められ失敗。そして元の時代に戻ってきた犬夜叉とかごめが髪の毛の跡をたどってきたあとに現れ対決。体を砕かれても元に戻る能力と自由自在に操る髪で犬夜叉を圧倒するが、かごめに弱点を見つけられて追い詰められる。最後は弱点である櫛をかごめに破壊され服だけを残して肉体は消滅。
 
=== 雷獣一族 ===
:七宝の父の仇。いい女をさらって食べてしまうという説もある。アニメでは雷鳴谷と言われる谷に住んでいた。
; 飛天(ひてん)(声優:[[神奈延年]])
: 雷獣兄弟の上の兄。足元に付いている滑車で空を飛びまわり、'''雷撃刃'''を使って攻撃する。冷酷で残忍な男で戦をしようとする二つの国を満天と共に襲ったり、四魂のかけらを忘れてかごめだけを連れ去った満天の行動に激怒して女妖怪を抹殺するなど、あまり優しい感じがしないが、弟思いの優しい兄でもある。四魂のかけらを持っている犬夜叉と対決。満天の死後、殺された満天の亡骸を抱いて号泣した。満天の心臓を喰らい妖力を取り込んだ。(アニメでは遺体から四魂のかけらを体内に取り込んだ)弟の仇を討とうするが、かごめに滑車を破壊され、最後は犬夜叉の鉄砕牙で雷撃刃ごと一刀両断にされ肉体ごと消滅した。
; 満天(まんてん)(声優:[[稲田徹]])
: 雷獣兄弟 飛天の弟。飛天のように髪の毛を多くして女にもてるのが夢らしい。しかし、飛天とは違い怪物のような顔をしており、口から雷撃波を吐く。冷酷で人をバカにした態度をとるが、兄飛天には逆らえない。自分の残り少ない髪を散らされ激怒し攻撃。その後、かごめをさらって毛生え薬の材料にしようとした。犬夜叉と飛天の対決の際、最後の髪の毛一本を七宝に散らされ本気で激怒し、七宝やかごめを襲って殺そうとするが、犬夜叉の投げ飛ばした鉄砕牙をまともに喰らい、「飛天あんちゃんのように生まれたかった」「生まれ変わっても飛天あんちゃんの弟でいたい」と言い残し死亡した。
; 蒼天(そうてん)(声優:[[水谷優子]])
: 雷獣兄弟と同族の妖怪。実は女子。紅竜を従がわせ、犬夜叉一行を罠に落とし入れ七宝をさらった。七宝の持っていたもの(かごめが現代から持ち込んだクレヨン)を欲しがるようになり、それを掛けて対決をする。七宝は最初彼女をただの子供だと見下していたが、彼女の力を見てほめるようになる(とは言っても、戦いは団栗の背比べで一方に決着が着かなかった)。そして彼女が女子だと知った七宝は呆れ返り、クレヨンを渡して去っていった。その後、七宝に好意を持った彼女は野原で七宝の似顔絵を書いていた。アニメのみ登場。
; '''紅竜'''(こうりゅう)(声優:[[大谷育江]])
: 蒼天の配下。三回殴られると雲のような物体に変身する。蒼天の指示で犬夜叉一行を罠に落とし入れた。最初の内は成功していたが、犬夜叉とかごめの時は見事に失敗して捕まる。その後、偉そうに言われて怒った犬夜叉が三回殴り、雲に変化。矢を乱れ打ちして犬夜叉とかごめを襲うが、その矢はこけおどしだとばれてあっけなく敗れる。アニメのみ登場。
 
=== 七人隊 ===
かつて「七人で百人分の働きをする」といわれるほどの圧倒的な戦力を誇ったが、その強さと残虐性を恐れた大名によって斬首された[[傭兵]]部隊。東国出身だが、討伐時に逃げた先の北の地で殺され、白霊山の麓の寒村につくられた七人塚に葬られた。奈落によって首(巨体を誇る凶骨のみ額)に四魂のかけらを埋め込まれて復活、「犬夜叉たちを全員倒せば四魂のかけらを永久に与える」という条件をのみ犬夜叉一行や鋼牙らと戦う。亡霊であるため死人と墓土のにおいがするが、妖気は持たない。四魂のかけらを埋め込むと力が増すが、体内のかけらを全て抜き取られると骨に戻ってしまう。雑誌掲載時の人気は芳しくなかったが、一部のファンの間では、カルト的な人気を誇っている。
; 蛮骨(ばんこつ)(声優:[[草尾毅]])
: 七人隊の首領。仲間からは「大兄貴」と呼ばれている。髪型は長い三つ編みで額に十字の形の紋様を持つ。七人の中で最年少であるが、腕っぷしの強さで仲間達を束ねてきた。大の男が3人がかりでやっと持てたという大鉾「'''蛮竜'''」を軽々と扱う腕力の持ち主。「蛮竜」は犬夜叉の攻撃によって傷がついたが、四魂のかけらを使って修復した。また、ドラマCDでは、蛮竜をまな板代わりにすると言う、違った使用方法もある。残忍な性格だが、さっぱりした能天気な一面も持ち、仲間に対する思いやりは強い。ただし裏切りは決して許さず、蛇骨の四魂のかけらを奪い殺した煉骨のかけらを抜き取り骨に還した。犬夜叉とは計3回戦っており、互角の勝負を見せた。強さを求め、アニメでは生前に蛮竜に願をかけ、人と妖怪合わせて二千の恨みを蛮竜に宿し妖刀化させた。これにより妖気を用いた攻撃をすることが出来るようになったが、これが仇となり爆流破で蛮竜共々撃破され、最期は奈落によりかけらを抜かれて骨にされた。必殺技は蛮竜閃と竜雷閃。年齢17歳(享年17)。
: ドラマCD『地獄で待っていた七人隊』では、旅芸人であり、七人隊で唯一、料理が下手である。
;;技
::蛮竜
::蛮竜閃
:蛮竜に四魂のかけらを埋め込んだことにより使用できるようになった、蛮竜を振ることにより衝撃波を発生させる技。鉄砕牙の「風の傷」と同等の威力を持つ。
::竜雷閃
:蛮竜に雷を落とした後、周辺を無差別に落雷で攻撃する技。
; 煉骨(れんこつ)(声優:[[杉田智和]])
: 七人隊の副将、参謀。坊主頭で、頭に布を巻いている。蛮骨以外の仲間からは「兄貴」と呼ばれる。頭が良いが冷酷で目的のためには手段を選ばない。寺の僧を皆殺しにしてを乗っ取って僧侶に扮することで犬夜叉一行を騙し、奈落に関する情報を得ると共にかごめから四魂のかけらを奪った。手甲から出す'''鋼の糸'''([[ワイヤー]])や油を用いた'''火炎攻撃'''、'''砲筒'''([[バズーカ]])や'''爆雷筒'''([[ダイナマイト]])といった自作の兵器を使って犬夜叉や鋼牙と戦う。銀骨の改造なども行っていた。鋼牙との戦闘の際に負った怪我で動けなくなり、銀骨が残した四魂のかけらを治癒に使った。かごめから奪った四魂のかけらを隠し持っていたことが発覚した際、蛮骨に二度は許さないと釘を差された為、銀骨の四魂のかけらを無断で使った自分が生き延びる為には蛮骨を倒すしかないと思い込む。蛮骨に勝つには四魂のかけらで自らを強化するしかないと考え、瀕死の蛇骨の四魂のかけらを奪って殺した為、蛮骨の手で殺された。年齢24歳(享年24)。
;;技
::鋼の糸
:十指から鋼線を出し、相手を捕らえる。この糸を燃やし、炎の罠を作ることも出来る。
::火炎攻撃
:腰にぶら下げているひょうたんに入れた油を口に含み、口から火炎を吐く。普通の人間なら黒焦げにすることが出来る。
::砲筒
:自作の大砲。装弾数は不明だが、何度か連続で撃てる。雲母に乗った犬夜叉をまとめて吹き飛ばすほど強力。
::爆雷筒
:七宝も妖術で使うが、これとは比べ物にならないほどの破壊力を誇る。
; 蛇骨(じゃこつ)(声優:[[折笠愛]])
: 七人隊の一人で切り込み隊長を自称する。[[同性愛]]者で、殺生丸はかっこいいがあまりにも冷た過ぎてタイプではなく、鋼牙は生足はいいのだが野性的過ぎるためタイプから外れ、犬耳の可愛い犬夜叉の事が気に入ったらしい。女嫌い。原作者は犬夜叉図説大全奥義皆伝のインタビューで、メンバーにバリエーションをつけるため当初は女性という案もあったが犬夜叉が女性を倒すのはどうかと思い、やめたとコメントしている。そのため、女ものの着物を着、蝶柄の簪で髪をまとめ、紅を口に差すなど[[オカマ]]っぽいキャラなのは当初の設定の名残りと思われる。「'''蛇骨刀'''」という[[蛇腹剣]]を自在に操り、男と[[殺戮]]以外には興味は無い。素直で、しばしば無邪気な表情を見せるが、残虐性や加虐癖をも持つ(いわゆる[[サディスト]])。また、霧骨の最期を見ながらも冷静に退いたり、睡骨の四魂のかけらを取って死なせてやる、意外にシビアな面も見せた。蛮骨とは特に仲が良く最も信頼されており、アニメでは七人隊結成以前から行動を共にしていた。七人隊では最初に犬夜叉一行と出会い、計4回戦っている。最期は犬夜叉に手ひどくやられ、それを見ていた煉骨に四魂のかけらを取られて骨に還る。生への執着はなく、二度目の人生を楽しんだと納得して死んだ。親しみやすい一面も持つためか、七人隊の中で最も人気のあるキャラクターでもある。年齢20歳(享年20)。
; 霧骨(むこつ)(声優:[[稲田徹]])
: 七人隊の一人。七人の中で最も小柄な白装束の男。毒使いで女好きだが、なかなか女にモテない自分の容貌に劣等感を抱いており、かごめをさらって自分の嫁にしようとした。毒に身体が慣れており、種々の毒を自ら調合する。唾液すらも他者にとっては毒となる(この設定は原作のみ)。彼の毒の強さは蛇骨も認めるところで、かごめ・弥勒・珊瑚を苦しめるが、殺生丸には全く効かず、あっけなく斬り捨てられる。四魂のかけらは最猛勝に回収されたのち、蛮骨の手に渡った。
; 銀骨(ぎんこつ)(声優:[[江川央生]])
: 七人隊の一人。戦いで傷付くごとに煉骨に改造され、全身に多数の武器を仕込んでいる[[サイボーグ]]となった。ゆえに煉骨を誰よりも信頼・尊敬している。後に犬夜叉によってバラバラにされ、戦車のような姿に改造された。この時点では人間の体はほぼ頭部しか残っていない。改造されてからは主に「ぎしぎし」としか言わなくなった。鋼牙の捨て身の攻撃を受け、原作では破壊されるがアニメでは尚も戦い、最期は煉骨を庇って自爆し、四魂のかけらの力で爆発から煉骨を守った。
; 睡骨(すいこつ)(声優:[[平田広明]])
: 七人隊の一人。善良な医者と残忍な殺人鬼の2つの心を持つ[[二重人格]]者。蘇った後は過去の記憶を持たない「医者」の睡骨として白霊山の麓の貧しい村に住み、身寄りのない子供たちを養っていたが、蛇骨から子供を庇おうとして負傷したことにより「殺人鬼」の人格が出現してしまう。「殺人鬼」の睡骨は髪が逆立っており、[[鉤爪]]付き手甲を用いた接近戦を得意とする。また、正反対の人格を併せ持つがゆえに「医者」人格は血を見ることを恐れ、「殺人鬼」人格は医者や僧などの善人を嫌っている。殺生丸一行との戦闘の途中でりんや邪見とつり橋から川に転落して流された後、外見は「医者」人格だが心は「殺人鬼」人格という、特殊な状態になる。医者のフリをしてりんを連れ白霊山麓の村に戻り、村を出ることを要求した村人達を惨殺するも、「医者」人格の影響で村の子供たちは殺せなかった。最期は喉に突き立った桔梗の矢に浄化されて「[[医者]]」人格に戻り、死んだ記憶や他人格が殺人者であった記憶も戻り、桔梗に殺してくれるよう頼む。桔梗が四魂のかけらに手をかけようとした直前、蛇骨にかけらを取られ、桔梗に看取られながら骨に還った。四魂のかけらは蛇骨の手を経て蛮骨に渡った。アニメでは睡骨の過去が追加されており、戦の時に逃げ遅れた子供を殺した侍を無我夢中で殺してしまったことで自分を許せない思いに捉われ、第二の人格が発現した。その後殺戮を繰り返す中で蛮骨・蛇骨と出会い、七人隊に勧誘される。年齢26歳(享年26)。
; 凶骨(きょうこつ)(声優:[[郷里大輔]])
: 七人隊の一人。人間離れした巨体の持ち主(頭部だけで2m近くある)で、口は大きく裂けて歯は尖っているため「大鬼」とも呼ばれたが、本人は「俺は人間さまだ」と主張する。その巨体を武器にして力任せに戦い、妖怪すら捕まえて食べる。巨体を維持することが思考の大半を占めており、頭は殆ど使わない。生前は鋼牙と戦った時に比べてまだ小さかった。鋼牙の四魂のかけらを奪おうとするが、返り討ちに遭う(弱点である四魂のかけらを埋め込まれた場所を、自ら教えてしまったことが主な敗因)。力は強いが技は達者でなく、蛇骨曰く「(七人隊の中で)一番弱かった」らしい。四魂のかけらは最猛勝に回収されたのち、蛮骨の手に渡った。
 
=== 瑪瑙丸一味 ===
映画一作目『時代を超える想い』オリジナル。かつて[[元 (王朝)|元]]が日本に侵攻してきた際([[元寇]])に攻め入ってきた妖怪達の残党。犬夜叉の父によって封印されていたが、四魂のかけらの力によって封印が解ける。
; 瑪瑙丸(めのうまる)(声優:[[関智一]])
:突然犬夜叉とかごめの前に現れた瑪瑙丸一味の首領。犬夜叉の父に敗れ、時代樹に封印された'''飛妖蛾'''(ひょうが)の息子。犬夜叉の一族の復讐を望んでいた。犬夜叉に重傷を負わせて、[[蛾]]の燐粉で気絶したかごめをさらっていった。犬夜叉と戦って犬夜叉の父の牙の封印もろとも切られるが、時代樹の力によって再生した。(これは、実は飛妖蛾の力を受け継ぐ「継承の儀式」を行うための策略に過ぎなかった。)また、かごめに埋め込んだ勾玉で彼女を操り、犬夜叉にまた重傷を負わせた。村の人々や玻璃の魂、果ては死魂までもを集め最終形態(巨大化)へと変化したが、かごめの矢と犬夜叉の爆流破の合わせ技で倒され、彼の野望は潰えた。
; 瑠璃(るり)(声優:[[椎名へきる]])
: 青っぽい髪をお団子にしている女。額に青い勾玉を持つ。相手の能力を模倣し、自分も使うことができる「複写」の力を持つ。弥勒の風穴を転写して襲ったが、最終戦で弥勒を倒すために風穴を自分で広げた上、長時間開き続けたことにより制御できなくなり、最後は自分の風穴に吸い込まれて消滅した。
; 玻璃(はり)(声優:[[川上とも子]])
: ピンク(薄い紫)っぽい色の長髪を持つ女。額に白い勾玉を持つ。勾玉を埋め込んだ相手を操る「封じ根」の力を持つ。雲母を操って従え、かごめには犬夜叉を襲わせた(なお、かごめに封じ根を施そうとした時は勾玉が弾かれてしまったため、瑪瑙丸の血をつけた四魂のかけらと勾玉を融合させて作った赤い勾玉を埋め込んだ。それでもかごめは正気のままだったが、瑪瑙丸の草笛によって封じ根が発動し操られた)。最後は正気を取り戻した雲母と珊瑚により体を真っ二つにされ、再生しようとするも、瑪瑙丸の変化のために魂を吸い取られて戦いの場から落下していった。
 
=== 神久夜 ===
映画二作目『鏡の中の夢幻城』オリジナル。
;神久夜(かぐや)(声優:[[原田美枝子]])
:弥勒の祖父'''弥萢'''(みやつ)法師によって「命鏡の祠」に封印された[[天女]]の姿の妖怪。犬夜叉達との戦いで奈落が死んだと思い込み、神楽・神無を引き連れ、復活する。数々の陰陽術を使い、武器は、手に持つ「命鏡」で犬夜叉の爆流破を吸収し、返す力を持ち、(「爆流破返し」とも呼ばれる)犬夜叉を強制的に妖怪化させる幻術や破壊光線も使える。[[かぐや姫]]が求めた5つの宝物(蓬莱の玉の枝・仏の御石の鉢・燕の子安貝・龍の首の玉・犬夜叉の持つ火鼠の皮衣)を探しており、それらを[[富士五湖]]に沈め、自らの居城「夢幻城」を復活させる。「夢幻城」を使った時を止める呪法『明鏡止水の法』(かごめとその持ち物とそれを持つ者には無効だった)で世界を支配しようとし、生きるものを全て滅ぼそうとした。さらに北条秋時の持つ「天女の[[羽衣]]」で完全復活を遂げる。姿を変え、戦闘形態になり、太刀を使って戦うこともある。素手で鉄砕牙を防ぐことも可能。その正体は、神楽いわく、天女をつなぎに無数の妖怪が集まって誕生した半妖である妖怪の集合体。かごめの潜在的な能力に目をつけ、自分の体を捨て、かごめの体に乗り変えようとした。最後は、琥珀の体内に潜み、自分を吸収しようとした奈落を退けるも、「爆流破返し」にさらに爆流破とかごめの矢を受け爆散し、ガス状の霊体になった所を弥勒の風穴に吸い込まれる。
;オロチ
:神久夜の居城「夢幻城」を守護する三つ首の[[龍]]。口から光弾を吐く。犬夜叉の鉄砕牙に敗れる。
 
=== 四闘神 ===
(しとうしん) 映画四作目『紅蓮の蓬莱島』オリジナル。
蓬莱島を支配する四人の神。
モデルは[[四神]]。
; 龍羅(りゅうら)(声優:[[神奈延年]])
:四闘神の首領。 龍の腕を持ち「風刃牙」と「雷刃牙」という剣を持つ二刀流使いでもある。それぞれの武器には技があり風刃牙には「地龍風隠」という風の傷をも防ぐ力がある。雷刃牙には「天龍迅雷」という雷刃牙を天にかざし雷撃を落とす技である。他にも二本の剣を交差させ竜巻を飛ばすような技がある。本人の力量は龍の腕で金剛槍破を防ぎ、手を使って数人を吹き飛ばす風のような技を使える。犬夜叉の渾身の力を込めた鉄砕牙の一閃で倒されるが、最後は四闘神全員の力を取り込み、剣から電撃や電撃光弾を出したり、凶羅側の口から火球を吐いたりすると言った技も使えるようになっている。驚異的な力で犬夜叉たちを追い詰めたが、蛍から力を受け取ったかごめの破魔の矢と犬夜叉の金剛爆流破の合わせ技で四闘神は完全に消滅した。
; 凶羅(きょうら)(声優:[[飛田展男]])
:参謀的存在。美男子だが本性は残酷である。犬夜叉の父に仕えていた紅邪鬼という妖怪から勝ち取った「紅邪鬼扇」という武器を使う。鳥の形をした炎「灼熱鳥」を操り、村を全滅させた。紅邪鬼扇を使い炎の竜巻を作ることも出来るが殺生丸には全く通用しなかった。殺生丸と闘った際に殺生丸を自分と同類と言って殺生丸の怒りを買い「我が求むるは最強の存在との闘い。貴様などでは無い。」と言われ蒼龍破で倒された。
; 獣羅(じゅうら)(声優:[[草尾毅]])
:四闘神では一番の怪力を持つ。頭脳戦は苦手で(といってもある程度の戦略眼はあるようで、弥勒の同士討ち作戦を見抜いていた)本当は肉弾戦が得意だが普段は凶羅が返り討ちにした妖怪「斉天」から奪った「斉天砲」という大砲のような武器を使う。剛羅と共に弥勒、珊瑚、雲母を迎撃、弥勒の風穴に斉天砲を吸い込まれ、怒って本来の姿を現す。その後はスピードとパワーを活かした肉弾戦で珊瑚たちを追い詰めるが、弥勒の風穴で剛羅の放った火球を誘導されて喰らい、苦しんでいるところを珊瑚の飛来骨で体を両断されて倒された。
; 剛羅(ごうら)(声優:[[西前忠久]])
:獣羅の弟で四闘神では異色の存在。小島ほどある巨体で巨大な亀の姿をしている。甲羅に開いてる穴や口からは巨大な火球を飛ばすことが出来る。本当の顔は竜骨精のように亀の頭の額にある。最初の戦いではかごめの破魔の矢で額を射抜かれた後で犬夜叉の風の傷で倒されるが、後に玉櫛笥の箱から力の玉が解放されたことで強化復活し、他の四闘神が全て倒された後に蓬莱島を破壊するために火球を連続で放った。弥勒の釈杖で額を刺され、犬夜叉の爆流破で倒された。
 
=== 豹猫族 ===
(ひょうねこぞく) 犬夜叉の父率いる西国の妖怪がかつて闘った東国の猫妖怪の集団。犬夜叉と殺生丸の父との戦から150年後、今度は殺生丸や妖怪たちと戦をした。豹猫族は逃げたが、多くの妖怪達も死んだ。それから50年後、とある城を根城にして、城下町の人間をお館様復活の生贄に捧げようとしたが犬夜叉や殺生丸たちに負け、犬夜叉たちと和解し、東国に帰った。
; お館様(おやかたさま)(声優:[[西前忠久]])
: 巨大な化け猫。かつて犬夜叉と殺生丸の父に敗れてミイラ化していたが、四魂のかけらを取り込み復活。その後春嵐、夏嵐、秋嵐を殺し魂を取り込んで再び肉体を得た。強さは四魂のかけらを使っている分、竜骨精より強いと言われている。犬夜叉と殺生丸と戦ったが、殺生丸の天生牙で春嵐、夏嵐、秋嵐の魂を抜かれ再びミイラ化し、犬夜叉の風の傷を受け倒された。
; 豹猫四天王
:冬嵐が長女、春嵐が次女、夏嵐が三女、秋嵐が末弟。豹猫族を率いる幹部的存在。姉弟仲は良く、それぞれの妖気を活かした連携技もある。
:; 冬嵐(とうらん)(声優:[[冬馬由美]])          
:: 氷を操る。豹猫四天王の長女。殺生丸との因縁があり、昔から殺生丸を知っていた。水の上を凍らせながら歩くことが出来る。
:; 春嵐(しゅんらん)(声優:[[増田ゆき]])
:: 花の幻術を使う。お館様に殺されたが殺生丸に生き返らせてもらった。
:; 夏嵐(からん)(声優:[[鉄炮塚葉子]])
:: 火を操る。お館様に殺されたが殺生丸に生き返らせてもらった。
:; 秋嵐(しゅうらん)(声優:[[高塚正也]])
:: 雷を操る巨漢の妖怪。お館様に殺されたが殺生丸に生き返らせてもらった。
 
=== 妖忍衆 ===
星黄泉率いる妖怪の忍集団。妖忍四人衆と呼ばれる四人の妖忍がいる。
;星黄泉(ほしよみ)(声優:[[中井和哉]])
:妖忍の首領で乾坤の薙刀の持ち主。昔は月黄泉という人間の女性と恋仲にあり、星黄泉という名も彼女に出会ってから名乗るようになった。体の弱い月黄泉を戦わせなくすむため、月黄泉の霊力と同等の力を求め灰刃坊に乾坤の薙刀を打たせた。しかし乾坤の凄まじい力にとりつかれ危険を感じた月黄泉に封印され乾坤の薙刀を乾の刃と坤の刃をそれぞれ封印された。復活後、月黄泉に裏切られたと思い人間を儚み、全ての人間を滅ぼすために乾坤の薙刀を再び復活させた。最期は犬夜叉とかごめを自分と月黄泉と重ね、自らの妖気を爆流破と破魔の矢で返され「これで良かったんだ。」と言い月黄泉と共に成仏した。技は坤の刃を使用時は黒い凄まじい爆風で乾坤の薙刀を使った時はブラックホールのような黒い穴を発生させたり火炎球を使う。
;朱雀(すざく)(声優:[[岩田光央]])
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;青龍(せいりゅう)(声優:[[西前忠久]])
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;玄武(げんぶ)(声優:[[田中一成]])
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;白虎(びゃっこ)(声優:[[川中子雅人]])
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== その他の妖怪 ==
; 百足上臈(むかでじょうろう)
: 現代の日暮神社の骨喰いの井戸から現れ、日暮かごめを戦国時代に引き込み、すべての始まりとなった。アニメ版では、楓を人質に四魂の玉を奪おうとしたところを犬夜叉に成敗され、桔梗によって骨を骨喰いの井戸に封じられたことになっており、現代に甦ったかごめの四魂の玉に反応して現れたようである。
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=== 雷獣一族 ===
:七宝の父の仇。いい女をさらって食べてしまうという説もある。アニメでは雷鳴谷と言われる谷に住んでいた。
; 飛天(ひてん)(声優:[[神奈延年]])
: 雷獣兄弟の上の兄。足元に付いている滑車で空を飛びまわり、'''雷撃刃'''を使って攻撃する。冷酷で残忍な男で戦をしようとする二つの国を満天と共に襲ったり、四魂のかけらを忘れてかごめだけを連れ去った満天の行動に激怒して女妖怪を抹殺するなど、あまり優しい感じがしないが、弟思いの優しい兄でもある。四魂のかけらを持っている犬夜叉と対決。満天の死後、殺された満天の亡骸を抱いて号泣した。満天の心臓を喰らい妖力を取り込んだ。(アニメでは遺体から四魂のかけらを体内に取り込んだ)弟の仇を討とうするが、かごめに滑車を破壊され、最後は犬夜叉の鉄砕牙で雷撃刃ごと一刀両断にされ肉体ごと消滅した。
; 満天(まんてん)(声優:[[稲田徹]])
: 雷獣兄弟 飛天の弟。飛天のように髪の毛を多くして女にもてるのが夢らしい。しかし、飛天とは違い怪物のような顔をしており、口から雷撃波を吐く。冷酷で人をバカにした態度をとるが、兄飛天には逆らえない。自分の残り少ない髪を散らされ激怒し攻撃。その後、かごめをさらって毛生え薬の材料にしようとした。犬夜叉と飛天の対決の際、最後の髪の毛一本を七宝に散らされ本気で激怒し、七宝やかごめを襲って殺そうとするが、犬夜叉の投げ飛ばした鉄砕牙をまともに喰らい、「飛天あんちゃんのように生まれたかった」「生まれ変わっても飛天あんちゃんの弟でいたい」と言い残し死亡した。
; 蒼天(そうてん)(声優:[[水谷優子]])
: 雷獣兄弟と同族の妖怪。実は女子。紅竜を従がわせ、犬夜叉一行を罠に落とし入れ七宝をさらった。七宝の持っていたもの(かごめが現代から持ち込んだクレヨン)を欲しがるようになり、それを掛けて対決をする。七宝は最初彼女をただの子供だと見下していたが、彼女の力を見てほめるようになる(とは言っても、戦いは団栗の背比べで一方に決着が着かなかった)。そして彼女が女子だと知った七宝は呆れ返り、クレヨンを渡して去っていった。その後、七宝に好意を持った彼女は野原で七宝の似顔絵を書いていた。アニメのみ登場。
; '''紅竜'''(こうりゅう)(声優:[[大谷育江]])
: 蒼天の配下。三回殴られると雲のような物体に変身する。蒼天の指示で犬夜叉一行を罠に落とし入れた。最初の内は成功していたが、犬夜叉とかごめの時は見事に失敗して捕まる。その後、偉そうに言われて怒った犬夜叉が三回殴り、雲に変化。矢を乱れ打ちして犬夜叉とかごめを襲うが、その矢はこけおどしだとばれてあっけなく敗れる。アニメのみ登場。
 
=== 七人隊 ===
かつて「七人で百人分の働きをする」といわれるほどの圧倒的な戦力を誇ったが、その強さと残虐性を恐れた大名によって斬首された[[傭兵]]部隊。東国出身だが、討伐時に逃げた先の北の地で殺され、白霊山の麓の寒村につくられた七人塚に葬られた。奈落によって首(巨体を誇る凶骨のみ額)に四魂のかけらを埋め込まれて復活、「犬夜叉たちを全員倒せば四魂のかけらを永久に与える」という条件をのみ犬夜叉一行や鋼牙らと戦う。亡霊であるため死人と墓土のにおいがするが、妖気は持たない。四魂のかけらを埋め込むと力が増すが、体内のかけらを全て抜き取られると骨に戻ってしまう。雑誌掲載時の人気は芳しくなかったが、一部のファンの間では、カルト的な人気を誇っている。
; 蛮骨(ばんこつ)(声優:[[草尾毅]])
: 七人隊の首領。仲間からは「大兄貴」と呼ばれている。髪型は長い三つ編みで額に十字の形の紋様を持つ。七人の中で最年少であるが、腕っぷしの強さで仲間達を束ねてきた。大の男が3人がかりでやっと持てたという大鉾「'''蛮竜'''」を軽々と扱う腕力の持ち主。「蛮竜」は犬夜叉の攻撃によって傷がついたが、四魂のかけらを使って修復した。また、ドラマCDでは、蛮竜をまな板代わりにすると言う、違った使用方法もある。残忍な性格だが、さっぱりした能天気な一面も持ち、仲間に対する思いやりは強い。ただし裏切りは決して許さず、蛇骨の四魂のかけらを奪い殺した煉骨のかけらを抜き取り骨に還した。犬夜叉とは計3回戦っており、互角の勝負を見せた。強さを求め、アニメでは生前に蛮竜に願をかけ、人と妖怪合わせて二千の恨みを蛮竜に宿し妖刀化させた。これにより妖気を用いた攻撃をすることが出来るようになったが、これが仇となり爆流破で蛮竜共々撃破され、最期は奈落によりかけらを抜かれて骨にされた。必殺技は蛮竜閃と竜雷閃。年齢17歳(享年17)。
: ドラマCD『地獄で待っていた七人隊』では、旅芸人であり、七人隊で唯一、料理が下手である。
;;技
::蛮竜
::蛮竜閃
:蛮竜に四魂のかけらを埋め込んだことにより使用できるようになった、蛮竜を振ることにより衝撃波を発生させる技。鉄砕牙の「風の傷」と同等の威力を持つ。
::竜雷閃
:蛮竜に雷を落とした後、周辺を無差別に落雷で攻撃する技。
; 煉骨(れんこつ)(声優:[[杉田智和]])
: 七人隊の副将、参謀。坊主頭で、頭に布を巻いている。蛮骨以外の仲間からは「兄貴」と呼ばれる。頭が良いが冷酷で目的のためには手段を選ばない。寺の僧を皆殺しにしてを乗っ取って僧侶に扮することで犬夜叉一行を騙し、奈落に関する情報を得ると共にかごめから四魂のかけらを奪った。手甲から出す'''鋼の糸'''([[ワイヤー]])や油を用いた'''火炎攻撃'''、'''砲筒'''([[バズーカ]])や'''爆雷筒'''([[ダイナマイト]])といった自作の兵器を使って犬夜叉や鋼牙と戦う。銀骨の改造なども行っていた。鋼牙との戦闘の際に負った怪我で動けなくなり、銀骨が残した四魂のかけらを治癒に使った。かごめから奪った四魂のかけらを隠し持っていたことが発覚した際、蛮骨に二度は許さないと釘を差された為、銀骨の四魂のかけらを無断で使った自分が生き延びる為には蛮骨を倒すしかないと思い込む。蛮骨に勝つには四魂のかけらで自らを強化するしかないと考え、瀕死の蛇骨の四魂のかけらを奪って殺した為、蛮骨の手で殺された。年齢24歳(享年24)。
;;技
::鋼の糸
:十指から鋼線を出し、相手を捕らえる。この糸を燃やし、炎の罠を作ることも出来る。
::火炎攻撃
:腰にぶら下げているひょうたんに入れた油を口に含み、口から火炎を吐く。普通の人間なら黒焦げにすることが出来る。
::砲筒
:自作の大砲。装弾数は不明だが、何度か連続で撃てる。雲母に乗った犬夜叉をまとめて吹き飛ばすほど強力。
::爆雷筒
:七宝も妖術で使うが、これとは比べ物にならないほどの破壊力を誇る。
; 蛇骨(じゃこつ)(声優:[[折笠愛]])
: 七人隊の一人で切り込み隊長を自称する。[[同性愛]]者で、殺生丸はかっこいいがあまりにも冷た過ぎてタイプではなく、鋼牙は生足はいいのだが野性的過ぎるためタイプから外れ、犬耳の可愛い犬夜叉の事が気に入ったらしい。女嫌い。原作者は犬夜叉図説大全奥義皆伝のインタビューで、メンバーにバリエーションをつけるため当初は女性という案もあったが犬夜叉が女性を倒すのはどうかと思い、やめたとコメントしている。そのため、女ものの着物を着、蝶柄の簪で髪をまとめ、紅を口に差すなど[[オカマ]]っぽいキャラなのは当初の設定の名残りと思われる。「'''蛇骨刀'''」という[[蛇腹剣]]を自在に操り、男と[[殺戮]]以外には興味は無い。素直で、しばしば無邪気な表情を見せるが、残虐性や加虐癖をも持つ(いわゆる[[サディスト]])。また、霧骨の最期を見ながらも冷静に退いたり、睡骨の四魂のかけらを取って死なせてやる、意外にシビアな面も見せた。蛮骨とは特に仲が良く最も信頼されており、アニメでは七人隊結成以前から行動を共にしていた。七人隊では最初に犬夜叉一行と出会い、計4回戦っている。最期は犬夜叉に手ひどくやられ、それを見ていた煉骨に四魂のかけらを取られて骨に還る。生への執着はなく、二度目の人生を楽しんだと納得して死んだ。親しみやすい一面も持つためか、七人隊の中で最も人気のあるキャラクターでもある。年齢20歳(享年20)。
; 霧骨(むこつ)(声優:[[稲田徹]])
: 七人隊の一人。七人の中で最も小柄な白装束の男。毒使いで女好きだが、なかなか女にモテない自分の容貌に劣等感を抱いており、かごめをさらって自分の嫁にしようとした。毒に身体が慣れており、種々の毒を自ら調合する。唾液すらも他者にとっては毒となる(この設定は原作のみ)。彼の毒の強さは蛇骨も認めるところで、かごめ・弥勒・珊瑚を苦しめるが、殺生丸には全く効かず、あっけなく斬り捨てられる。四魂のかけらは最猛勝に回収されたのち、蛮骨の手に渡った。
; 銀骨(ぎんこつ)(声優:[[江川央生]])
: 七人隊の一人。戦いで傷付くごとに煉骨に改造され、全身に多数の武器を仕込んでいる[[サイボーグ]]となった。ゆえに煉骨を誰よりも信頼・尊敬している。後に犬夜叉によってバラバラにされ、戦車のような姿に改造された。この時点では人間の体はほぼ頭部しか残っていない。改造されてからは主に「ぎしぎし」としか言わなくなった。鋼牙の捨て身の攻撃を受け、原作では破壊されるがアニメでは尚も戦い、最期は煉骨を庇って自爆し、四魂のかけらの力で爆発から煉骨を守った。
; 睡骨(すいこつ)(声優:[[平田広明]])
: 七人隊の一人。善良な医者と残忍な殺人鬼の2つの心を持つ[[二重人格]]者。蘇った後は過去の記憶を持たない「医者」の睡骨として白霊山の麓の貧しい村に住み、身寄りのない子供たちを養っていたが、蛇骨から子供を庇おうとして負傷したことにより「殺人鬼」の人格が出現してしまう。「殺人鬼」の睡骨は髪が逆立っており、[[鉤爪]]付き手甲を用いた接近戦を得意とする。また、正反対の人格を併せ持つがゆえに「医者」人格は血を見ることを恐れ、「殺人鬼」人格は医者や僧などの善人を嫌っている。殺生丸一行との戦闘の途中でりんや邪見とつり橋から川に転落して流された後、外見は「医者」人格だが心は「殺人鬼」人格という、特殊な状態になる。医者のフリをしてりんを連れ白霊山麓の村に戻り、村を出ることを要求した村人達を惨殺するも、「医者」人格の影響で村の子供たちは殺せなかった。最期は喉に突き立った桔梗の矢に浄化されて「[[医者]]」人格に戻り、死んだ記憶や他人格が殺人者であった記憶も戻り、桔梗に殺してくれるよう頼む。桔梗が四魂のかけらに手をかけようとした直前、蛇骨にかけらを取られ、桔梗に看取られながら骨に還った。四魂のかけらは蛇骨の手を経て蛮骨に渡った。アニメでは睡骨の過去が追加されており、戦の時に逃げ遅れた子供を殺した侍を無我夢中で殺してしまったことで自分を許せない思いに捉われ、第二の人格が発現した。その後殺戮を繰り返す中で蛮骨・蛇骨と出会い、七人隊に勧誘される。年齢26歳(享年26)。
; 凶骨(きょうこつ)(声優:[[郷里大輔]])
: 七人隊の一人。人間離れした巨体の持ち主(頭部だけで2m近くある)で、口は大きく裂けて歯は尖っているため「大鬼」とも呼ばれたが、本人は「俺は人間さまだ」と主張する。その巨体を武器にして力任せに戦い、妖怪すら捕まえて食べる。巨体を維持することが思考の大半を占めており、頭は殆ど使わない。生前は鋼牙と戦った時に比べてまだ小さかった。鋼牙の四魂のかけらを奪おうとするが、返り討ちに遭う(弱点である四魂のかけらを埋め込まれた場所を、自ら教えてしまったことが主な敗因)。力は強いが技は達者でなく、蛇骨曰く「(七人隊の中で)一番弱かった」らしい。四魂のかけらは最猛勝に回収されたのち、蛮骨の手に渡った。
 
=== 瑪瑙丸一味 ===
映画一作目『時代を超える想い』オリジナル。かつて[[元 (王朝)|元]]が日本に侵攻してきた際([[元寇]])に攻め入ってきた妖怪達の残党。犬夜叉の父によって封印されていたが、四魂のかけらの力によって封印が解ける。
; 瑪瑙丸(めのうまる)(声優:[[関智一]])
:突然犬夜叉とかごめの前に現れた瑪瑙丸一味の首領。犬夜叉の父に敗れ、時代樹に封印された'''飛妖蛾'''(ひょうが)の息子。犬夜叉の一族の復讐を望んでいた。犬夜叉に重傷を負わせて、[[蛾]]の燐粉で気絶したかごめをさらっていった。犬夜叉と戦って犬夜叉の父の牙の封印もろとも切られるが、時代樹の力によって再生した。(これは、実は飛妖蛾の力を受け継ぐ「継承の儀式」を行うための策略に過ぎなかった。)また、かごめに埋め込んだ勾玉で彼女を操り、犬夜叉にまた重傷を負わせた。村の人々や玻璃の魂、果ては死魂までもを集め最終形態(巨大化)へと変化したが、かごめの矢と犬夜叉の爆流破の合わせ技で倒され、彼の野望は潰えた。
; 瑠璃(るり)(声優:[[椎名へきる]])
: 青っぽい髪をお団子にしている女。額に青い勾玉を持つ。相手の能力を模倣し、自分も使うことができる「複写」の力を持つ。弥勒の風穴を転写して襲ったが、最終戦で弥勒を倒すために風穴を自分で広げた上、長時間開き続けたことにより制御できなくなり、最後は自分の風穴に吸い込まれて消滅した。
; 玻璃(はり)(声優:[[川上とも子]])
: ピンク(薄い紫)っぽい色の長髪を持つ女。額に白い勾玉を持つ。勾玉を埋め込んだ相手を操る「封じ根」の力を持つ。雲母を操って従え、かごめには犬夜叉を襲わせた(なお、かごめに封じ根を施そうとした時は勾玉が弾かれてしまったため、瑪瑙丸の血をつけた四魂のかけらと勾玉を融合させて作った赤い勾玉を埋め込んだ。それでもかごめは正気のままだったが、瑪瑙丸の草笛によって封じ根が発動し操られた)。最後は正気を取り戻した雲母と珊瑚により体を真っ二つにされ、再生しようとするも、瑪瑙丸の変化のために魂を吸い取られて戦いの場から落下していった。
 
=== 神久夜 ===
映画二作目『鏡の中の夢幻城』オリジナル。
;神久夜(かぐや)(声優:[[原田美枝子]])
:弥勒の祖父'''弥萢'''(みやつ)法師によって「命鏡の祠」に封印された[[天女]]の姿の妖怪。犬夜叉達との戦いで奈落が死んだと思い込み、神楽・神無を引き連れ、復活する。数々の陰陽術を使い、武器は、手に持つ「命鏡」で犬夜叉の爆流破を吸収し、返す力を持ち、(「爆流破返し」とも呼ばれる)犬夜叉を強制的に妖怪化させる幻術や破壊光線も使える。[[かぐや姫]]が求めた5つの宝物(蓬莱の玉の枝・仏の御石の鉢・燕の子安貝・龍の首の玉・犬夜叉の持つ火鼠の皮衣)を探しており、それらを[[富士五湖]]に沈め、自らの居城「夢幻城」を復活させる。「夢幻城」を使った時を止める呪法『明鏡止水の法』(かごめとその持ち物とそれを持つ者には無効だった)で世界を支配しようとし、生きるものを全て滅ぼそうとした。さらに北条秋時の持つ「天女の[[羽衣]]」で完全復活を遂げる。姿を変え、戦闘形態になり、太刀を使って戦うこともある。素手で鉄砕牙を防ぐことも可能。その正体は、神楽いわく、天女をつなぎに無数の妖怪が集まって誕生した半妖である妖怪の集合体。かごめの潜在的な能力に目をつけ、自分の体を捨て、かごめの体に乗り変えようとした。最後は、琥珀の体内に潜み、自分を吸収しようとした奈落を退けるも、「爆流破返し」にさらに爆流破とかごめの矢を受け爆散し、ガス状の霊体になった所を弥勒の風穴に吸い込まれる。
;オロチ
:神久夜の居城「夢幻城」を守護する三つ首の[[龍]]。口から光弾を吐く。犬夜叉の鉄砕牙に敗れる。
 
=== 四闘神 ===
(しとうしん) 映画四作目『紅蓮の蓬莱島』オリジナル。
蓬莱島を支配する四人の神。
モデルは[[四神]]。
; 龍羅(りゅうら)(声優:[[神奈延年]])
:四闘神の首領。 龍の腕を持ち「風刃牙」と「雷刃牙」という剣を持つ二刀流使いでもある。それぞれの武器には技があり風刃牙には「地龍風隠」という風の傷をも防ぐ力がある。雷刃牙には「天龍迅雷」という雷刃牙を天にかざし雷撃を落とす技である。他にも二本の剣を交差させ竜巻を飛ばすような技がある。本人の力量は龍の腕で金剛槍破を防ぎ、手を使って数人を吹き飛ばす風のような技を使える。犬夜叉の渾身の力を込めた鉄砕牙の一閃で倒されるが、最後は四闘神全員の力を取り込み、剣から電撃や電撃光弾を出したり、凶羅側の口から火球を吐いたりすると言った技も使えるようになっている。驚異的な力で犬夜叉たちを追い詰めたが、蛍から力を受け取ったかごめの破魔の矢と犬夜叉の金剛爆流破の合わせ技で四闘神は完全に消滅した。
; 凶羅(きょうら)(声優:[[飛田展男]])
:参謀的存在。美男子だが本性は残酷である。犬夜叉の父に仕えていた紅邪鬼という妖怪から勝ち取った「紅邪鬼扇」という武器を使う。鳥の形をした炎「灼熱鳥」を操り、村を全滅させた。紅邪鬼扇を使い炎の竜巻を作ることも出来るが殺生丸には全く通用しなかった。殺生丸と闘った際に殺生丸を自分と同類と言って殺生丸の怒りを買い「我が求むるは最強の存在との闘い。貴様などでは無い。」と言われ蒼龍破で倒された。
; 獣羅(じゅうら)(声優:[[草尾毅]])
:四闘神では一番の怪力を持つ。頭脳戦は苦手で(といってもある程度の戦略眼はあるようで、弥勒の同士討ち作戦を見抜いていた)本当は肉弾戦が得意だが普段は凶羅が返り討ちにした妖怪「斉天」から奪った「斉天砲」という大砲のような武器を使う。剛羅と共に弥勒、珊瑚、雲母を迎撃、弥勒の風穴に斉天砲を吸い込まれ、怒って本来の姿を現す。その後はスピードとパワーを活かした肉弾戦で珊瑚たちを追い詰めるが、弥勒の風穴で剛羅の放った火球を誘導されて喰らい、苦しんでいるところを珊瑚の飛来骨で体を両断されて倒された。
; 剛羅(ごうら)(声優:[[西前忠久]])
:獣羅の弟で四闘神では異色の存在。小島ほどある巨体で巨大な亀の姿をしている。甲羅に開いてる穴や口からは巨大な火球を飛ばすことが出来る。本当の顔は竜骨精のように亀の頭の額にある。最初の戦いではかごめの破魔の矢で額を射抜かれた後で犬夜叉の風の傷で倒されるが、後に玉櫛笥の箱から力の玉が解放されたことで強化復活し、他の四闘神が全て倒された後に蓬莱島を破壊するために火球を連続で放った。弥勒の釈杖で額を刺され、犬夜叉の爆流破で倒された。
 
=== 豹猫族 ===
(ひょうねこぞく) 犬夜叉の父率いる西国の妖怪がかつて闘った東国の猫妖怪の集団。犬夜叉と殺生丸の父との戦から150年後、今度は殺生丸や妖怪たちと戦をした。豹猫族は逃げたが、多くの妖怪達も死んだ。それから50年後、とある城を根城にして、城下町の人間をお館様復活の生贄に捧げようとしたが犬夜叉や殺生丸たちに負け、犬夜叉たちと和解し、東国に帰った。
; お館様(おやかたさま)(声優:[[西前忠久]])
: 巨大な化け猫。かつて犬夜叉と殺生丸の父に敗れてミイラ化していたが、四魂のかけらを取り込み復活。その後春嵐、夏嵐、秋嵐を殺し魂を取り込んで再び肉体を得た。強さは四魂のかけらを使っている分、竜骨精より強いと言われている。犬夜叉と殺生丸と戦ったが、殺生丸の天生牙で春嵐、夏嵐、秋嵐の魂を抜かれ再びミイラ化し、犬夜叉の風の傷を受け倒された。
; 豹猫四天王
:冬嵐が長女、春嵐が次女、夏嵐が三女、秋嵐が末弟。豹猫族を率いる幹部的存在。姉弟仲は良く、それぞれの妖気を活かした連携技もある。
:; 冬嵐(とうらん)(声優:[[冬馬由美]])          
:: 氷を操る。豹猫四天王の長女。殺生丸との因縁があり、昔から殺生丸を知っていた。水の上を凍らせながら歩くことが出来る。
:; 春嵐(しゅんらん)(声優:[[増田ゆき]])
:: 花の幻術を使う。お館様に殺されたが殺生丸に生き返らせてもらった。
:; 夏嵐(からん)(声優:[[鉄炮塚葉子]])
:: 火を操る。お館様に殺されたが殺生丸に生き返らせてもらった。
:; 秋嵐(しゅうらん)(声優:[[高塚正也]])
:: 雷を操る巨漢の妖怪。お館様に殺されたが殺生丸に生き返らせてもらった。
 
=== 妖忍衆 ===
星黄泉率いる妖怪の忍集団。妖忍四人衆と呼ばれる四人の妖忍がいる。
;星黄泉(ほしよみ)(声優:[[中井和哉]])
:妖忍の首領で乾坤の薙刀の持ち主。昔は月黄泉という人間の女性と恋仲にあり、星黄泉という名も彼女に出会ってから名乗るようになった。体の弱い月黄泉を戦わせなくすむため、月黄泉の霊力と同等の力を求め灰刃坊に乾坤の薙刀を打たせた。しかし乾坤の凄まじい力にとりつかれ危険を感じた月黄泉に封印され乾坤の薙刀を乾の刃と坤の刃をそれぞれ封印された。復活後、月黄泉に裏切られたと思い人間を儚み、全ての人間を滅ぼすために乾坤の薙刀を再び復活させた。最期は犬夜叉とかごめを自分と月黄泉と重ね、自らの妖気を爆流破と破魔の矢で返され「これで良かったんだ。」と言い月黄泉と共に成仏した。技は坤の刃を使用時は黒い凄まじい爆風で乾坤の薙刀を使った時はブラックホールのような黒い穴を発生させたり火炎球を使う。
;朱雀(すざく)(声優:[[岩田光央]])
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;青龍(せいりゅう)(声優:[[西前忠久]])
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;玄武(げんぶ)(声優:[[田中一成]])
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;白虎(びゃっこ)(声優:[[川中子雅人]])
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