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== 経歴 ==
=== 生い立ち ===
1951年、父安永武一郎、母リン(声楽家)のもとに生まれた。[[1964年]]、13歳の時から[[江藤俊哉]]に師事した。[[1967年]]、[[桐朋女子中学校・高等学校|桐朋女子高等学校]]音楽科に進み、[[1970年]]、[[桐朋学園大学]]音楽学部に入学。在学中の[[1971年]]に第40回[[日本音楽コンクール]]で第1位を受賞。なお、この年の大賞はチェリストの[[藤原真理]]だった。[[1974年]]に同大学を卒業した。
 
=== ドイツ留学とベルリン・フィル入団 ===
[[1975年]]、[[ベルリン芸術大学]]に入学し、[[ミシェル・シュヴァルベ]]に師事する。[[1977年]]、[[ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団]]に第1ヴァイオリン奏者として入団、翌[[1978年]]'''[[ベルリン・フィルハーモニー弦楽ゾリステン''']]参加した[[1983年]]、同楽団の第1[[コンサートマスター]]に選ばれて就任した。一般奏者からのコンサートマスター就任は初。後に同氏安永は、日本のテレビのインタビューに答え、「自分がコンサートマスターになったことより、(外国人である日本人の)自分をコンサートマスターに選んだ方(ベルリン・フィル)がすごいことだ」と語っていた。また、同年から前記ベルリン・フィル弦楽ゾリステンのリーダーとして活躍を始めた。
 
=== コンサートマスター就任後 ===
オーケストラ以外でもソリストとして、あるいは室内楽においても演奏活動を行う。[[1990年]]、ベルリン・フィル弦楽ゾリステンのメンバーである[[石井眞木]]の「'''ヴァイオリン独奏のための夜の響き'''(Nachtklang fur Geige solo)」を初演した。また、夫人の市野あゆみ(ピアノ)とデュオを組み、[[1991年]]8月にリリースされた「安永徹・ヴァイオリン演奏会」は、平成2年度[[文化庁]][[芸術作品賞]]を受賞した。[[1999年]]から'''[[ベルリン・フィル・カンマーゾリステン''']]のメンバーとしても活動を始めた。
 
== 近年の活動 ==