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特に各種[[統計図表|グラフ]]に現れる'''シグモイド曲線'''を指す。これは単調増加[[関数]]で、中央部に[[変曲点]](ここで増加率最大)があり、それより右では上に凸となって[[無限大]]ではある有限数に[[収束]]し、左では下に凸となる。このようなグラフは[[個体群]]増加や、ある[[閾値]]以上で起きる反応(例えば[[急性毒性]]試験での死亡率)などに見られる。これらの統計モデルとして用いられる具体的な関数形には、[[シグモイド関数]]のほか、[[ロジスティック関数]](シグモイド関数はその特別の場合)、[[ゴンペルツ関数]]、[[正規分布]]の累積分布関数([[プロビット]]の逆関数)などがある。
 
[[生化学]]では[[アロステリック]][[タンパク質]](または[[酵素]])の飽和(反応)曲線にシグモイド曲線がよく見られるが、これは正の[[協同性]]があることを示す。一般に[[ヒルの式]]という経験式で表されるが、これもロジスティック関数の変数を[[対数]]に変換したすればロジスティック関数の形に当たる。
 
[[Category:数学に関する記事|しくもいと]]