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生物分類表 |
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{{Otheruses|トウヒ属の常緑針葉樹である唐檜|ダイダイの果実の皮で[[漢方薬]]に使われる橙皮|ダイダイ#薬効}}
{{植物_開始|トウヒPicea jezoensis var hondoensis}}▼
|名称 = トウヒ<span style="font-weight: normal; font-size: smaller; ">([[新エングラー体系]])</span>
|色 = lightgreen
|画像= [[画像:Picea jezoensis var hondoensis1.JPG|250px]]
{{生物_界|[[植物|植物界]] [[:en:Plantae|Plantae]]}}▼
|画像キャプション = トウヒ(南アルプス仙丈岳・2007年8月)
|門 = [[裸子植物門]] [[:w:Gymnospermae|Gymnospermae]]
|綱 = [[マツ綱]] [[:w:Coniferopsida|Coniferopsida]]
|目 =
|科 =
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|種 =
|変種 =
▲ {{生物_分類終了}}
|和名 = トウヒ(唐檜)
|英名 =
}}
'''トウヒ'''(唐檜。学名:''Picea jezoensis'
北海道および北東アジアに広く分布するエゾマツの変種であり、本州の紀伊半島[[大台ヶ原]]から中部山岳地帯を経て福島県の[[吾妻山]]までの海抜1500-2500mにかけての[[亜高山帯]]に分布する。
==特徴==
[[最終氷期]]か、それ以前の氷期に本土まで南下して本州の広い範囲に分布を広げたエゾマツが、氷期の終わりとともに本州中部の山岳地に取り残されたものの子孫である。当然、最終氷期には両者の中間点である東北地方にも広く分布していたが、現在は吾妻山より北の東北にはに分布しない。これは、トウヒがあまり大量の積雪には弱く、この地域の山岳が世界有数の多雪地域であるためと考えられる (最終氷期の日本は、現在より寒冷だが降雪量も少なかったと推定されている)。
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*[[トウヒ属]]
[[Category:マツ科]]
[[en:Picea jezoensis]]
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