「寒色」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m →寒色の効能 |
m →寒色の効能 |
||
6行目:
実際に、室温や間取りなどの条件が同じ部屋に何人かの被験者に出入りしてもらうという実験では、寒色系の壁の部屋のほうが体感温度が2~3度低いという結果が出た。
銀行や病院の待合室に寒色系の色が使われることが多いのは、時間を短く感じさせる効果(鎮静作用)を狙ったものであると同時に寒色系等の色が誠実さや清潔
こうした効能はかなり文化的な影響を受けており、たとえばヨーロッパでは15世紀に至るまで青は暖色だったし、[[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ|ゲーテ]]の時代でも青には温かいイメージがあった(ミシェル・パストゥロー『青の歴史』)。また、古代日本においては寒色(陰)と暖色(陽)の境目は現在は暖色である黄色と橙色の間に設定されていたという説がある。
|