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== 概要 ==
[[Microsoft Word]]や[[Microsoft Excel]]等のVisio以外などのアプリケーションにも図形作成機能が搭載されているが、性格上どうしても複雑な図形の作成が困難である。これらを解消する目的でVisioは登場した。
 
Visioに用意されている図形の部品はビジネス文書やプレゼンテーション作成時に必要とされるものが大半を占める。簡単なもので言えば[[フローチャート]]図やオフィスレイアウト図などである。部品には前述の通り、詳細に変形させる事ができる機能があるため、それらを応用して効率的に図式化させる。完成した図面は他のMicrosoft Officeアプリケーションに反映できる。
 
== 歴史 ==
元々は米ビジオ社 ([[:en:Visio Corporation|Visio Corporation]]、[[アルダス|米アルダス社]]の創業者達によって起こされた)が1992年に開発したソフトウェアである。日本国内向けとしては[[アスキー (企業)|アスキー]]が販売していたが、バージョン5および2000はビジオジャパンから発売された。2000年に米ビジオ社がマイクロソフトに買収され、[[Microsoft Office]] 2002以降はOfficeアプリケーションのシリーズとして位置づけられるようになったが、Microsoft Office の統合パッケージには現在でも含まれていない。
 
マイクロソフトに買収されたあとには、Visio2000SR1Visio 2000 SR1Visio2002Visio 2002Visio2003Visio 2003Visio2007Visio 2007のバージョンがリリースされている。
 
[[ソフトウェア設計]]資料作成用として[[統一モデリング言語|UML]]のステンシルがあることからソフトウェア開発環境の[[Microsoft Visual Studio]] .NET 2003のエンタープライズ版以上にVisioがバンドルされた。2005からは外されているが、Standard以上に搭載されるUML作成機能はVisioのサブセットである。
 
== エディションごとの違い ==
ごく普通のビジネスで使用する上で問題ない機能だけを収録した「スタンダード」と、IT関連業や建設業,製造業などで必要とされる高度な図面も収録した「プロフェッショナル」に収録さ分かれている。
 
*共通して使用可能な部品
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**基本的なネットワークの図面
**フローチャート関連
**ブレーンストーミング(Visio(Visio 2003より実装)
**プロジェクトスケジュール(作成した図面をもとに[[Microsoft Project]]に反映させることもできる)
**ブロック図
**オフィスレイアウト図
**組織図
**道路設計図
 
*プロフェッショナル版のみの機能
**ピボットダイアグラム
**Webに関連する図面制作(Web(Web開発者向け)
**UMLモデル図,Windowsインターフェイス図,プログラム構成図 (他などこの3点は[[ソフトウェア開発者]]向け)
**データベースモデル図(データベース設計者向け)
**[[Active Directory|アクティブディレクトリ]]図,[[Novell Directory Services]]図(他などこの2点は[[ネットワーク管理者]]向け)
**配管・計装図(配管工事関係者向け)
**部品設計(鉄鋼関連の製造業向け)
**フロアプラン,空間設備関連,住宅設計,電気通信関連(他。この4点は住設・建築業向け)
**電気工学関連
 
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== 外部リンク ==
*[http://office.microsoft.com/ja-jp/visio/default.aspx Visio 2007 製品情報]
*[http://www.microsoft.com/japan/office/visio/prodinfo/gallery/default.mspx Microsoft Office Visio 2003 サンプル ギャラリー](模範的な文書が公開されている)
*[http://www.mster.co.jp/visiosquare/ VISIO SQUARE](Visio(Visioの解説ページ)
 
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