「デスハンター」の版間の差分
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しかし本作ではその後が描かれている。シャドウに妻子を人質に取られた一人の男が、その指示により不死身の肉体と生命を保証する新興宗教を探りに行き、そこでデスによって進化した俊夫とリュシールの2人と出会う……というもので、小説版で最後のどんでん返しとなっていた人類とデス(ゾンビー)の存在の違いをさらに拡大し、シャドウたち「野蛮で残虐な人類」の時代がやがて終えることを示唆した、非常に宗教的なメッセージを強調した終結を迎えている。
== 登場人物 ==
;田村俊夫
:主人公。東和自動車
;リュシール・ブルーエ
:アラブゲリラの一員であった女性。指揮官として決行した旅客機[[ハイジャック]]で、着陸に失敗し重傷を負うが、極めて強靭な生命力で生き残り回復したため、シャドウにデス・ハンターとしてスカウトされる。サバイバルテストの中で、俊夫や林と助け合い、友情を持つようになる。
:
;林石隆
:元[[中華人民共和国|某国]]の破壊工作員。破壊活動の中で、不死身といえる生命力を示したことから、シャドウにスカウトされ、デス・ハンターのひとりとなる。サバイバルテストで知り合った俊夫やリュシールに友情を持っているが、工作員としての経歴の長さから、俊夫の精神的な弱さを案じている。
:
;シャドウ
:デス・ハンター機関の司令官。銀髪に常にサングラスで、感情を一切現さず、暴力の脅迫にも動揺する様子がない。ある[[航空
;田村俊夫の姉
:俊夫の家族。林の元仲間である某国工作員グループにより、誘拐される。
;マリアンヌ
:俊夫の恋人。俊夫の姉と家族同様に暮らしていたが、俊夫を脅迫するため、某国工作員グループにより誘拐される。だが、マリアンヌは既にデスに憑依されていた。
;加賀美技師
:本名・加賀美明。コスミック電機
;加賀美良子
:加賀美技師の義妹。加賀美家への潜入を試みた俊夫の標的となるが、俊夫は意図せず彼女に心惹かれていく。だが、某国工作員の加賀美邸襲撃の最中、俊夫は、既に良子がデス汚染されていたことを知る。しかし、良子の行動は俊夫のデスに対する固定観念を大きく揺るがすものだったため、俊夫に甚大な[[トラウマ]]をもたらす結果となった。
;加賀美陽子
:加賀美技師の妻。某国工作員の襲撃に対し、加賀美技師が作り上げたレーザー兵器を用いて、地獄絵を作り出す。その光景に、俊夫は彼女がデス汚染されていることを知る。
;加賀美英夫
;加賀美ナナ
:加賀美技師の子供たち。
;ケント
:加賀美家潜入に対して、俊夫に協力するCIAの幹部。デスというものを知らず、俊夫の慎重な態度を笑うが、俊夫の義手の怪力のデモストレーションに態度を改める。
;白人デス・ハンター
:[[人種差別|レイシスト]]であり、デス・ハンター専用食堂で黒人デス・ハンターが同席することを嫌い私闘からついには刺殺してしまう。俊夫に対しても、その鉾先を向け私闘を仕掛けてくる。
;イワノフ
:林から「デス・ハンター一の怪力」と評されたデス・ハンター。デスによるデス・ハンター基地襲撃に際し、惨殺され、首だけが転がる無残な姿となる。
;デス・ハンター基地の医師
:デスに襲撃され、壊滅状態となったデス・ハンター基地を、デス・ハンターだけで撤退するシャドウの命令を拒絶し、銃撃を受けた林に手当を施す医師。シャドウが残した時限式[[中性子爆弾]]を止めようとする林に協力するが、解除装置に仕掛けられた毒ガスにより悶死する。
;木村
:毎朝新聞社
== 各話タイトル ==
巻数は[[朝日ソノラマ]]社刊サンコミックス版による。
*第1巻
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#人間の皮をかぶった悪魔ども
*第3巻
#地獄をつくりだした奴は
#炎の中で
#幻の中で
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*第4巻
#すがたなきデス
#俊夫を射殺せよ
#見すてられたリュシール
#死臭の部屋
#ゼロ…光…死
#おれは人間じゃない
#それは人類のガン細胞
#あたらしい人類
== 脚注 ==
<references />
[[Category:平井和正]]
[[Category:漫画作品 て|すはんたあ]]
[[Category:SF漫画作品
[[Category:週刊少年マガジン
{{Manga-stub}}
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