削除された内容 追加された内容
27行目:
[[Image:Basal-ganglia-coronal-sections-large.png|thumb|400px|図2 ヒトの脳の冠状断面。大脳基底核が示されている。<BR>吻側: [[線条体]], [[淡蒼球]] (GPe and GPi)<BR>尾側: [[視床下核]] (STN), [[黒質]] (SN)]]
* [[線条体]]
:[[被殻]]と[[尾状核]]からなる。両者はもともと一つの構造物だったものが、進化の過程で[[内包]]によって二つに分けら断されたと考えられている。実際、[[齧歯類]]などでは被殻と尾状核の区別はない。線条体は[[大脳皮質]]および[[視床]]からからの入力部である。
* [[視床下核]]
:線状体と同様に大脳皮質からの入力部である。
35行目:
* [[黒質]]
:緻密部と網様部からなる。[[中脳]]に存在しているが、発生学的・生理学的に大脳基底核の一部として捉えられている。黒質網様部は上記のように出力部である。黒質緻密部は[[ドーパミン]]作動性ニューロンを多く含んでおり、線状体に投射する修飾的な回路要素である。
* [[前障]]も稀に大脳基底核に加えることがある。しかし機能的には他の大脳基底核回路要素との関連は弱いと考えられている。
 
== 主要な神経回路 ==