「商品経済」の版間の差分
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==概要==
本来、生存に必要な財を自ら取得・生産し消費する。
分業はそれぞれの得意な分野、つまり[[生産性]]の高い分野へ特化することにより全体の生産量を増大させることが出来る。ある[[生産者]]が特化により生み出した生産物のうち自らの消費に充てる割合は一部であり、余剰の生産物が'''[[商品]]'''となる。
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商品は、他者の持つ商品と交換・消費されることによって、それぞれの生産者が全ての商品を自ら生産・消費するより豊かになる場合が多い。このような経済が自然に生まれる背景には、それぞれの生産者で商品生産の生産性に差が存在することが挙げられる。
例えば、A
ここで両者の交換比率を見るとA
あるときA
A
これにより両者共に消費量を増大させることが出来る。この二者は両者とも自らの消費ではなく、交換を目的にした生産を行うことになる。商品経済はそれを成立させる[[利益]]があることが原動力となり成立する。
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