「膜性腎症」の版間の差分

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Point136 (会話 | 投稿記録)
m Bot:rdr 免疫グロブリン
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== 治療 ==
; 食事療法 :[[塩分]]制限と低[[タンパク]]食。後者は本症に限らず[[慢性腎臓病]]治療の一環として広く行われているが、その指導は施設・担当医間で大きくことなる。
; 薬物療法 :予後のよさそうな例では経過観察、そうでない例では[[副腎皮質ホルモン|副腎皮質ステロイド]]薬が使われる。施設によっては[[シクロスポリン]](ステロイド剤と併用されることもある)や[[抗体|免疫グロブリン]]も選択される。海外ではステロイドを単独で使用することは稀であり、腎予後が悲観的でかつ副作用の危険が少ない一部の例に対しては、ステロイド剤に[[シクロホスファミド]]や[[クロラムブチル]]が併用される。これは、[[1990年]]前後のカナダ・イギリスにおける複数の研究で、膜性腎症に対するステロイド剤単独使用の効果が否定された影響が大きい。また、[[ACE阻害剤]]・[[アンギオテンシンII受容体拮抗薬|ARB]]は膜性腎症に限らず、蛋白尿が陽性の場合にはその減少効果や腎不全の遅延効果が裏付けられている。
 
== 予後 ==