「膜構造」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎関連項目: リンク追加
20行目:
 
==材質==
材質は主に人工繊維であり、[[ガラス繊維]]・[[ポリエステル]]繊維・[[テフロン]]膜などさまざまな種類が使われている。ただし、これらの材料単独では紫外線曝露などにより劣化が生じる。恒久的に使用される建築物の場合は、特に耐候性を重視して合成樹脂 (ポリ塩化ビニル樹脂、4フッ化エチレン樹脂等) で繊維をコーティングした '''コーテッドファブリック'''を用いる。耐用年数としてはポリ塩化ビニル樹脂製のコーテッドファブリックの方が短い。その一方で4フッ化エチレンコーテッドファブリックは、アメリカでは40年間弱の長期にわたりたい構成が維持されているものもある。構造を維持するために求められるのは引張強度である。その他の性能として防水性・耐火性などが要求されるほか、透光性の材料を用いる場合は、[[紫外線]]のカットなどを考慮する必要があり、空気膜構造では特に、構造上、気密性が重要となる。
 
== 特徴 ==