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'''針葉樹林'''(しんようじゅりん)とは、主として[[針葉樹]]で構成された森林の事。
 
針葉樹は世界の森林域のほぼすべての地域に分布するが、多くの地域では広葉樹に混在するか、限られた環境で森林を構成するのみである。針葉樹が中心となる森林が多く見られるのは、広葉樹の生育には適さない地域であり、これは、針葉樹がより古い型の植物であるため、種間の競争では広葉樹に勝てないからではないかと言われる。その代わりに劣悪な環境への耐性を発達させたのであろう。広葉樹が森林を作れない寒冷な地域では針葉樹が大規模な森林を作る。いわゆる冷温[[亜寒]]がこれにあたり、[[シベリア]]には[[タイガ]]と呼ばれる、広大な天然の針葉樹林が広がっている。
 
日本で極相として針葉樹林があるのは、以下のような所である。