「クロウミツバメ」の版間の差分

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{{生物分類表
|省略 = 鳥綱
|名称 = クロウミツバメ
|status = DD
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|目 = [[ミズナギドリ目]][[w:Procellariiformes|Procellariiformes]]
|科 = [[ウミツバメ科]][[w:Hydrobatidae|Hydrobatidae]]
|属 = [[ウミツバメ属]] [[w:Oceanodroma|''Oceanodroma'']]
|種 = '''クロウミツバメ''' ''O. matsudairae''
|学名 = ''Oceanodroma matsudairae''<br />[[黒田長礼|Kuroda]], [[1922年|1922]]
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== 分布 ==
西[[太平インド洋]]から、西[[インド太平洋]]に広く分布する。
 
日本では、1月から6月にかけて小笠原諸島付近の海域で観察されるが、数は少ない。繁殖地として確認されているのは[[日本]]の[[北硫黄島]]、[[南硫黄島]]のみとされているが、北硫黄島での繁殖は長く確認されておらず繁殖地が消滅した可能性が高いとされる。
 
== 形態 ==
全長22.5~25cm5-25cmウミツバメ類としては大型の部類にはいる翼開張56cm。和名の通り、全身の羽毛は黒褐色。大雨覆上部の羽毛は淡褐色。初列[[風切羽]]の基部は白い。尾羽はアルファベットの「V」字状。
 
== 生態 ==
[[海洋]]や外洋の島に生息する。そのため生態について不明な点が多い
 
食性は動物食で、[[魚類]]、[[甲殻類]]、[[軟体動物]]等を食べる。獲物は水面付近を飛翔しながら捕食する。
 
繁殖形態は卵生で、3-4月に地面に掘った穴に1回に1個の卵を産む。2008年現在、繁殖地として確認されているのは[[日本]]の[[南硫黄島]]のみとなっている
 
== 人間との関係 ==
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{{Wikispecies|Oceanodroma_matsudairae}}
* [[ウミツバメ属]]
* [[日本の野鳥一覧]]
 
== 参考文献 ==
* 『原色ワイド図鑑4 鳥』、[[学習研究社]]、1984年、138頁。
* [[黒田長久]]監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥I』、[[平凡社]]、[[1986年]]、177頁。
* 『鳥を描き続けた男―鳥類画家小林重三』、晶文社、1999年。
* 『小学館の図鑑NEO 鳥』、[[小学館]]、2002年、19頁。
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[[Category:ウミツバメ科]]
{{Bird-stub}}
 
[[en:Matsudaira's Storm-petrel]]
[[pt:PainhoPaínho-de-matsudaira]]