削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
『'''竹書紀年'''』('''ちくしょきねん''')は、[[中国]][[戦国時代 (中国)|戦国時代]]の[[魏 (戦国)|魏]]王国によって作成された[[編年体]]の[[歴史書]]。伝説時代から魏の[[襄王 (魏)|襄王]]<!--「今王」を襄王ではなく哀王とする説あり-->に至るまでを著述している。
 
この書物は既に[[漢]]代には既に散逸していたが、[[西晋]]の[[279年]]<!--異説あり-->に現在の[[河南省]]にあった魏の襄王の墓を盗掘した際に大量の文字を記した竹簡(竹を切って文字を書いたもの)が出土し、整理した中の一つがこの本である。竹に書かれていたことから『竹書紀年』の名がある。
 
『[[史記]]』などには登場しないエピソードも見えており、またこの書物を元に『史記』の年表における誤りの修正が為されている。
7行目:
[[北宋]]代には再び散逸し、[[中華民国]]になってから引用された文献から『竹書紀年』を復元する試みが行われ、大きな成果を上げ、現在でも続いている。
 
[[明]]代に別の『竹書紀年』が存在する出現したが、これは偽作であり、本来の方を古本・偽作のほうを今本と呼んでいる。
{{stub}}