「オーブリー&マチュリンシリーズ」の版間の差分

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== 主な登場人物 ==
;ジャック・オーブリー
:イギリス海軍でもっとも勇敢で有能な艦長の一人と見なされている。士官候補生時代に女性問題で水兵に格下げされ、当時としては屈辱的な扱いであったが、彼の水兵に対する洞察とリーダーシップに影響を与えた。また若い頃出会った[[ホレーショ・ネルソン|ネルソン]]提督を敬愛している。あだ名はラッキー・ジャック・オーブリー。顔の傷と大きな体格は知性を感じさせないが、[[数学]]と[[天文学]]に関しても優れた才能を見せる。[[オペラ]]鑑賞、[[ヴァイオリン|バイオリン]]演奏、それから[[駄洒落]]を言うのが趣味。性格と政治的キャリア以外は[[ホーンブロワーシリーズ]]の「[[ホレイショ・ホーンブロワー]]」と同じように、イギリスの海軍軍人[[トマス・コクラン]]をモデルにしていると言われる。
;スティーブン・マチュリン
:もう一人の主人公。アイルランドの急進派で[[フランス革命]]支持だったがナポレオンの台頭で反フランス派となる。この当時正規の医師とみなされていた[[内科医]]であり[[博物学]]、医学(特に薬学、解剖学)に詳しい。しかし海軍の規則には疎くオーブリーや他の仲間をよく困惑させる。必要とあれば貴族のような振る舞いができるが、普段は身なりやしきたりに無頓着。[[アヘンチンキ]]を愛用している。[[チャールズ・ダーウィン]]をモデルにしているとも言われ、生物の観察から種の不変性に疑問を持ったこともある。