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代理権付与の審判が必要な類型を明確にした
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{{Law}}
'''法定代理人'''(ほうていだいりにん)とは、[[代理人]]の一種で[[法律]]により[[代理]]権を有することを定められた者のことである。
 
[[本人法定代理]]には、例えば本人が[[制限行為能力未成年者]]や[[成年被後見人]]である場合に、[[親権者]]や[[後見人]]といった法定代理人が本人により代わって[[法律行為]]を行うという[[私的自治の原則|私的自治]]の補充という趣旨機能を有する。代理権付与の審判がなされた[[保佐人]]や[[補助人]]も同様である。本人が代理権を与えることなく、法律により代理権が与えられる点が、[[任意代理人]]と異なる。
 
== 具体例 ==
法定代理人には、以下のものがある。
*[[親権者]]([[親権を行う者]]) - 本人が[[未成年者]]の場合
*[[未成年後見人]] - 本人が未成年者で、親権者となるべき者がいない場合
*[[成年後見人]] - 本人が[[成年後見]]開始の[[審判]]を受けた場合(成年被後見人)
*[[代理権付与の審判がなされた保佐人]] - 本人が[[保佐]]開始の審判を受け(被保佐人)、かつ保佐人に代理権が付与された場合
*[[代理権付与の審判がなされた補助人]] - 本人が[[補助]]開始の審判を受け(被補助人)、かつ補助人に代理権が付与された場合
 
== 関連項目 ==