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'''立太子'''(りったいし)とは、広く[[東アジア]]において広まった儀礼で、[[中国]]の[[皇帝]]や[[日本]]の[[天皇]]の皇子を跡継ぎとして[[太子]]に立てる事である。
#REDIRECT [[皇太子]]
 
== 日本の立太子 ==
日本の[[朝廷]]においては、古くは'''儲君'''(ちょくん、もうけのきみ)とも呼ばれ、儲君を受けた皇子は'''[[立太子の礼]]'''('''立太子礼''')の儀式を執り行い、内外に皇嗣たる皇太子に就任したことを宣言する習わしであった。儲君に関しては、[[江戸時代]]までは[[皇室典範]]のような[[皇位継承]]の順序を定めた法律がなく、天皇の意思や朝廷、[[幕府]]などの介入により、複数の候補者から選ばれるのが慣例であった。
 
[[明治]]以降は皇室の家法として[[皇室典範]]が定められ、皇位継承の順序が厳格に定められるようになり、重大な病気などでない限り、皇位継承順位の変更は許されないこととなった。これにより、天皇の皇子の中で、継承順位が最も高い者が「皇嗣たる皇子」として皇太子に立てられる事となった。
 
明治以降は、4例の立太子礼が行われている。
 
*嘉仁親王([[大正天皇]]):[[1889年]][[11月3日]]
*裕仁親王([[昭和天皇]]):[[1916年]][[11月3日]]
*[[明仁|明仁親王]](今上天皇):[[1952年]][[11月10日]]
*[[徳仁親王]](現皇太子):[[1991年]][[2月23日]]
 
== 関連項目 ==
*[[即位の礼]]
 
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[[Category:日本の皇室]]
[[Category:1889年]]
[[Category:1916年]]
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[[Category:1991年]]
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