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Kliment.A.K. (会話 | 投稿記録)
関連項目・正教会用語
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[[画像:MtolivesviewC.jpg|250px|thumb|ゲッセマネとオリーブ山。中央は万国民の教会、右上はマグダラのマリア教会。]]
 
'''ゲッセマネ'''(Gethsemane、ギリシャ語:Γεθσημανι:{{lang|el|Γεθσημανι}}、ヘブライ語:גת שמנים、アラム語:גת שמנא(Gaṯ-Šmānê))は[[エルサレム]]の[[オリーブ山]]の北西麓にあった地名で、[[新約聖書]]の[[福音書]]でよく知られる。「オリーブ油搾り」または「オリーブの酒舟」を意味する。'''ゲツセマネ'''とも表記し、[[オリーブ]]の木の植えられた庭園風の場所だったため'''ゲッセマネの園'''(その)とも呼ばれている。
 
福音書では[[イエス]]と弟子たちが[[最後の晩餐]]のあとに祈りを捧げ、またイエスが[[イスカリオテのユダ]]に裏切られ捕えられた場所とされる。[[正教会]]では、[[聖母生神女マリ]](生神女[[聖母マリア]])が埋葬された場所といわれる。
 
ここには古くから教会があったが、[[ササン朝ペルシャ]]によって破壊され、後に[[十字軍]]によって建てられたものも破壊された。現在は[[カトリック]]の「万国民の教会」があり、隣接してオリーブ山中腹には[[ロシア正教会]]の「[[マグラのマリア|マリヤ・マグダリナ]]教会」が建てられている。
 
==関連項目==
*[[生神女就寝祭]]
 
[[Category:聖書に登場する地名|けつせまね]]