「サイリスタ位相制御」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Izudiver (会話 | 投稿記録)
m 交流専用車両→交流専用電気鉄道車両、ゼロクロス制御に関する表現若干修正
Izudiver (会話 | 投稿記録)
10行目:
*回路の途中にサイリスタを挿入し、サイリスタをオンさせる[[位相]](タイミング)を変化させることで、擬似的に電圧を制御する。
*サイリスタはアノードからカソードに逆方向の電流が流れた時点で自動的に非導通状態になるため、オフにするための特別な回路は必要ない。
**直流用電気鉄道車両のチョッパ制御においては、サイリスタをオフにするための回路が必要であり、サイリスタ位相制御と比較して回路構成がはるかに複雑になる。
*直流負荷(電気鉄道車両の電動機等)の駆動に用いる場合には、サイリスタを単独で、または[[ダイオード]]と組み合わせ整流回路に組み込む場合が多い。(実用例は極めて少ないが、交流出力のサイリスタ位相制御回路に純ダイオード整流回路を組み合わせ可変電圧の直流出力を得ることも可能ではある。)
*回路電流が[[正弦波]]でなく、ある点で急激に電流が流れることとなるため、高調波が発生し1次側(電源側)に接続される他の負荷に悪影響が出やすい。そのため、特に大電力回路では、[[リアクトル]]等からなるフィルター回路が必要である。