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'''アジアパーク'''は、かつて[[熊本県]][[荒尾市]]にあった[[テーマパーク]]である。[[総合保養地域整備法]](通称「リゾート法」)に基づいて開園したテーマパークの一つであり同法の負の部分や行政の甘い見通し[[第三セクター]]による安易な経営を象徴付けるテーマパークとされる。
 
== 概要 ==
[[1990年]][[三井三池炭鉱]]閉山後の地域経済浮揚策として国民間企業が出資して荒尾市に第三セクター「アスク」が設立された。[[1993年]][[7月21日]]に、炭鉱住宅跡地の4.4ヘクタールに約44億円をかけて「アジアパーク」がオープンした(第三セクターも同名に変更)。
 
テーマパークの目玉は全長460メートルの水路をボートで遊覧する「アジアクルーズ」で水路の両岸に[[タージマハール]]や[[アンコールワット]][[万里の長城]]などのアジア10ヶ国の遺跡や建築物のミニチュアが並んでいた。さらにアジア関連の飲食物産店イベントホールなどが並ぶ「アジアモール」が隣接していた。イメージキャラクターは孔雀の「アピア」イメージソング「アジアン・パラダイス」は[[タケカワユキヒデ]]が作曲した。
 
初年度こそは入場者約57万人と好調だったが、2、2年目以降は来場者が激減。他のテーマパークと比べて施設内容が物足りないためリピーターの確保もできず(そもそも本園の'''すぐ近くに'''[[グリーンランド (遊園地)|三井グリーンランド]]がある)、)、[[1996年]]に「セガ・ワールド」を誘致したが経営難から脱することができず[[2000年]][[8月]]に約31億円の負債を抱えて閉鎖。第三セクターは解散した。
 
== 公金支出訴訟 ==
その後第三セクターアジアパークの清算により荒尾市が[[1997年]]から[[2007年]]まで損失補償として公金を投入したことに住民が同社に出資した当時の荒尾市長に公金の返還を求める訴訟を起こしたが[[2004年]]の[[熊本地方裁判所]]の判決[[2007年]]の[[福岡高等裁判所]]の判決いずれも住民側が敗訴している。
 
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.anoa.or.jp/kumamoto/spot/data/html/58asia.htm アジアパーク]
* [http://d.hatena.ne.jp/hayata_higo/20080118/1200639499 hayata higoテーマパークの広告] - 開業当時のポスター
* アジアパーク跡地の現状を調査したサイト
** [http://www.geocities.jp/ramopcommand/_geo_contents_/asiapaaku.html アジアパーク]
** [http://www.tanken.com/asiapark.html 熊本県のアジアパーク]
* [http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/display/1233/ アジアパーク訴訟  前荒尾市長の三セク支援  公金支出  違法性なし 熊本地裁判決  住民返還請求認めず]
* [http://qkeizai.nishinippon.co.jp/news/item/3628/catid/1 二審も住民請求棄却  アジアパーク公金支出訴訟]
 
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[[Category:テーマパーク (廃止)|あしあはく]]
[[Category:日本の遊園地 (閉園)|あしあはく]]
[[Category:荒尾市|あしあはく]]