「ゴールキーパー (サッカー)」の版間の差分

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近年のサッカー戦術では攻撃時にはディフェンダーの押し上げが要求されることから、高く上がったディフェンダーの後ろのスペースをペナルティエリアを飛び出して守るスィーパー的な役割がゴールキーパーに求められることが多くなってきている。攻撃の起点として見られるようになり、フィードの精度など、フィールドプレイヤー的な技術も大きく評価されるようになった。キックの精度が非常に高いゴールキーパーも大勢存在し、そういった選手は攻撃の起点としても機能するほか、[[ホセ・ルイス・チラベルト]]や[[ロジェリオ・セニ]]のようにゴールキーパーで[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]や[[ペナルティーキック (サッカー)|ペナルティキック]]を蹴る者もいる。また、ゴールキーパーの蹴った自陣からのフリーキックやクリアボールが直接相手のゴールに入ることもまれにある。
 
フィールドプレーヤーにも言えるが、特にゴールキーパーの場合コミュニケーション能力が強く求められ、それは「あほの声」とも呼ばれるほどである。一番後ろで相手の攻撃フォーメーションを見通して、ディフェンスラインに対応のための指示を与えることもゴールキーパーの重要な仕事であるため、なるべくならディフェンスラインと言語を共通にしていることが望ましい。その傾向は世界的にも顕著に現れており、特に[[ブラジル]]や[[アルゼンチン]]といった南米の強豪国のゴールキーパーは、実力を買われていてもビッグクラブが揃う欧州へ移籍する機会が少なめである。移籍した場合でも、自国と同じ言語圏に留まる事が多い。日本のJリーグにおいても開幕から間もない頃は、[[シジマール]]や[[ジルマール・ルイス・リナルジ|ジルマール]]など外国籍のGKも所属していたが、最近では前述の理由によりほとんど所属しなくなっており、[[2003年]]9月に[[アルノ・ヴァンズワム|ヴァンズワム]]が[[ジュビロ磐田]]を退団してから、[[2007年]]9月に[[ジウバーニ・ルイス・ネイツケ|ジウバーニ]]が[[セレッソ大阪]]に入団するまで4年間外国籍のゴールキーパーがJリーグに所属していなかった。
 
=== 気質 ===