「ピアノ五重奏曲 (ブラームス)」の版間の差分

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{{クラシック音楽}}
{{クラシック音楽}}'''[[ヨハネス・ブラームス]]'''の《'''ピアノ五重奏曲 [[ヘ短調]]'''》'''[[作品番号|作品]]34'''は、[[ヨハネス・ブラームス]]が[[1864年]]に作曲され作品
 
当初は[[弦楽五重奏]]として着想され、[[ヴァイオリン]]2、[[ヴィオラ]]1、[[チェロ]]2の楽器編成が考えられていた。この版は試演の際に評価を得られず、後に(ブラームスにはよくあることだが)破棄された。後に《次いで、'''2台ピアノのための[[ソナタ]]'''(作品34b)として書き換えられ、ブラームス本人が[[カール・タウジヒ]]とともに演している。その後に周囲の助言を容れて[[ピアノ五重奏曲]]として書き直し、これが最終決定稿となった。現在では、[[ピアノ二重奏|2台ピアノ]]版もよく演奏されている。
 
両端楽章は[[和声法]]においていつもより冒険的であり、落ち着かない印象を醸し出す。このことは、終楽章の序奏において半音階で上行していく音型にとりわけ当てはまっている。
 
== 楽器編成 ==
 
[[弦楽四重奏]](第1[[ヴァイオリン]]、第2ヴァイオリン、[[ヴィオラ]]、[[チェロ]])と[[ピアノ]]のために作曲されている。