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削った土の行方と、腰郭
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'''切岸'''(きりぎし)とは、斜面を削って人工的に[[崖|断崖]]とした構造で、斜面を通しての敵の侵入を防ぐために作られた。[[鎌倉時代]]から[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]にかけて造られた[[城]]の周囲に多く、また[[鎌倉]]の周囲の丘陵斜面にも作られた。
 
角度が(目標とする切岸よりも)ゆるい斜面を削って切岸にした場合、削った土は上の[[曲輪|郭]]に上げることもあるが、多くの場合は下に捨てられる。切岸の高さが上部の郭から一定になるように削ると、必然的に[[曲輪#帯曲輪・腰曲輪|腰曲輪]]ができる。削った土は、腰郭の拡幅に用いられることも多い。
 
==関連項目==