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'''鍛接'''(たんせつ、英語:forge welding)は、金属を接合する[[接合法]]の一種。'''沸かし付け'''とも呼ばれ、英語では forge welding または Blacksmith welding と呼ばれる。2つの[[金属材料]]の表面を密着させ、[[熱]]と[[圧力]]を加えることで接合する[[圧接]]の一種である。
 
2つの金属材料の接合面に[[硼砂(]](鍛接材)を塗して重ね、1000℃程まで[[加熱]]させ、[[鎚]](つち)で打ったり圧力を加えるなどして一体化させる。
このとき、素材の間に空気が入り込んで酸化皮膜が出来ると鍛接が難しいため、硼砂で皮膜を取り除くのと同時に新たなる皮膜の発生を抑制し、鍛接が容易に出来るようにしている。
 
沸かし付けの場合、[[日本刀]]製作の[[玉鋼]]の鍛錬に用いられることが多く、1300℃程に熱した素材の表面に藁灰を付けて槌で叩きまとめ上げる方法である。
 
おもな例としては、刃物を製造する際に柔軟性と硬度を並存させるために[[]][[軟鉄]]ではさみ込み鍛接する技法([[割り込み鋼付け]])が知られている。[[鋼管]]の製造法として帯状の鋼材を丸めて接合部を鍛接する方法がある。
 
==関連項目==