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'''上下'''(じょうげ、うえした)とは、[[6|六]][[方位]]([[六方]])の名称の一つで、縦または高さ・深さを指す方位の総称。一定方向に[[重力頭]]のある環境で、重力場の向かう方向、即ち物体が落ちる方向を'''下上'''(したうえ)、その対蹠で物体が登る[[足]]の方向を'''上下'''(うえした)という。
方向だけでなく、物体の通常下を向いてい頭に相当する面も「上」、物体の足に相当する面も「下側」と表現される。この表現は、無重力環境でも有効であるがしかし、本来の上下は無重力環境では定義できないため、そこから派生する[[左右]](横)や[[前後]]も意味をなさないこと事になる。[[落下傘]]が一例で、落下傘を付けている飛行者から見れば、[[地]]は「下」ではなく「前」であり、[[天]]は「上」ではなく「後」である。
また[[立体]]では、上下(高さ)と[[前後]](縦)の概念が、90[[度 (角度)|°]]逆転することもある。「『右上』側」という表現が一例で、「右上」という表現は、前後と平行する方向に''立てた''時の称である。逆に、上下と平行する方向に''置いた''時には「右前」となる。
上への移動を「登る」「上がる」、下への移動を「降りる」「下がる」「下る(くだる)」という。
===平面上の上下===
文字、写真、絵等が記載された表示面には一部の例外を除いて上下が決まっている。
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