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'''サフル大陸'''とは、現在の[[アフリカ大陸]]・[[南アメリカ大陸]]・[[インド亜大陸]]・[[南極大陸]]・[[オーストラリア大陸]]などを含む超大陸、もしくは[[ニューギニア]][[オーストラリア]][[タスマニア島]]などいまのオセアニアを形成している島国(オーストラリアは大陸)の基となった大陸である。
 
== サフル大陸の誕生 ==
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== 人類の特徴 ==
 移り住んだ人類の特徴は、オーストラリア東南部からの出土人骨から解析されており、大きく分けて2タイプある。1つは[[ウィンランド湖]][[コウ沼遺跡]][[コフナ]][[クーボル遺跡]]などから出土しているタイプで、より古く、ごつい体型で、15000年前から5000年前にかけて出土しているタイプである。もう1つは、華奢で、明らかに[[新人類]]に属していると思われるタイプは、62000年前とかなり古いものであった。このことから、サヘル大陸に移住してきたのは新人類で、そこからごつい体型の人類が派生したという一説が現在の通説となっている。
 生活形態は旧石器時代のままで、簡単な石器しか作れなかった。そのため、狩猟を主とする生活を送っていた。また、海洋資源の利用も30000年から20000年前には行われていたとされる。30000年前には、中央部の乾燥地域にも進出した。ただし、当時は冷涼・湿潤な地域で、大変暮らしやすい地域だった。
 また、サフル大陸からニューギニア北東沖の島国、[[ビスマーク諸島]][[ソロモン諸島]]など旧石器人類はどんどん拡散していった。