「かとうひろし」の版間の差分

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===オリジナル作品、初のヒット作===
タイアップマンガが多かったコロコロ時代だが、[[1995年]]には再デビュー後初のオリジナル連載作品となる『[[サイファー]]』開始される。そのおどろおどろしい絵柄とおよそコロコロに似つかない作風から一部で熱狂的な人気を誇るも、コロコロの主要読者である低学年からの支持が少なく、11話で終了となる。続く[[1996年]]には『[[はるかなる甲子園 駆けろ!大空]]』連載。当初かとうは「コロコロならリトルリーグだろう」と思っていたが、思いがけず「高校野球」の話を書くことになる。これも高学年を中心に支持を集めるも、やはり主要読者からの反応が悪く、18話で終了となる。だが一部で熱狂的なファンを残したことも事実であり、下手な野球マンガよりもクオリティが高いという意見が多くドラマ化してほしいというファンの要望もある。
 
大空終了後しばらくは読みきり作品を主に書いていたが、[[1998年]]に自身にとって初のヒット作となる『チョコボのふしぎものがたり』を連載開始。当時、[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]作品は[[ファイナルファンタジーシリーズ|ファイナルファンタジー]]そのものやキャラクターの4コマなどは存在していたが、「[[チョコボ]]」という特定のマスコットキャラクターを長篇児童漫画化することは初のことで、いくつかのゲーム誌などで特集をされた。なお、本人によればこれはあくまでコロコロのような児童誌では初のことであって、対象年齢がやや上の少年誌では一度チョコボの短編が書かれた前歴があるとのことである。マリオやカービィのように一番児童マンガに採用されそうなキャラクターだが、やはり版権問題などから漫画化しづらいという側面からか、現在に至るまで「チョコボ」の児童マンガは数えるほどに少ない。<!--詳しい情報をお持ちの方加筆願います-->この作品は、かとう作品では最長の連載作品となり単行本も6巻まで刊行され、自身もあまり書くことのなかった別冊での番外編なども存在している。しかし、スクウェア側の都合から残念ながら終了の憂き目にあってしまう。