「ほとんど自由な電子」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
リンクの追加+タグの小文字化
m編集の要約なし
27行目:
上式の右辺第三項の分母部分がゼロになる場合、
つまりE<sup>(0)</sup>(<b>k</b>)=E<sup>(0)</sup>(<b>k</b>+<b>K</b><sub>n</sub>)となる場合(縮退)は、そのままでは第三項は非常に大きな寄与となり摂動項としての意味がなくなる。<BR>
縮退が起こるのは、k<sup>2</sup>-|<b>k</b>+<b>K</b><sub>n</sub>|<sup>2</sup>=0の時([[ブラッグの反射条件]]に相当)で、これは|<b>k</b>|≒|<b>k</b>+<b>K</b><sub>n</sub>|→<b>K</b><sub>n</sub>=0, <b>K</b><sub>n</sub> = -<b>K</b><sub>n</sub>から、以下の方程式(行列式となる)を得る。
 
<math> (E(\vec{k}) - E_1(\vec{k})c(0) - u(\vec{K}_n)c(-\vec{K}_n) = 0 </math>