「シクロデキストリン」の版間の差分

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[[Image:AlphaCyclodextrin structure.png|thumb|320px|right|α-シクロデキストリン]]
[[Image:Beta-cyclodextrin3D.png|thumb|150px|β-CD の CPKモデル]]
'''シクロデキストリン''' (cyclodextrin) は数分子の<small>D</small>-[[グルコース]]が &alpha;(1→4) グルコシド結合によって結合し環状構造をとった環状[[オリゴ糖]]の一種である<ref>[http://goldbook.iupac.org/C01500.html IUPAC Gold Book - cyclodextrins]</ref>。'''CD''' と略されることもある。
 
グルコースが5個以上結合したものが知られている。一般的なものはグルコースが6個から8個結合したものであり、それぞれ6個結合しているものが &alpha;-シクロデキストリン(シクロヘキサアミロース)、7個結合しているものが &beta;-シクロデキストリン(シクロヘプタアミロース)、8個結合しているものが &gamma;-シクロデキストリン(シクロオクタアミロース)と呼ばれている。
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シクロデキストリンの分子認識を利用した[[超分子]]の合成が広く研究されている。環状構造であるため、[[ロタキサン]]の部品として用いられる。[[日本]]では[[原田明]]、[[高田十志和]]、[[八島栄次]]、[[伊藤耕三]]らをはじめ多くの[[超分子|超分子化学者]]がシクロデキストリンを用いた超分子の研究を行っている。<!--日本以外の研究者の加筆が必要-->
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== 脚注 ==
<references />
 
== 関連項目 ==